かめ新聞
【かめ設計室の公式URLはこちら→かめ設計室
【かめ設計室の公式Instagramはこちら→kamedesign_architects
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

吉阪隆正展レビュー

 東京都現代美術館で6/19まで行われていた展覧会「吉阪隆正展」のレビューを『建築技術』7月号に執筆しました。雑誌『コンフォルト』6月号には原田麻魚さん(マウントフジアーキテクツスタジオ)も同じくレビューを執筆されています。

 ボクが象設計集団にいる頃だから、麻魚さんとはもう20年以上の付き合いですが、先日美術館で偶然会った時に「吉阪さんに会っていない世代がレビューを書くことになるね」と話しました。昔から吉阪さんイイよねと気が合い、今でもその気持ちを変わらず持っているふたりです。そう言えば、非常勤講師でご一緒した中川エリカさんもそんな思いを話してくれました。次世代にもファンの多い吉阪さんです。

 

 

 

 

吉阪隆正展

吉阪隆正展が東京都現代美術館で開催されています。イントロの1章「出発点」から2章「ある住居」は素晴らしいです。建築の専門外の方にもわかりやすくおススメです。

 吉阪さんに会ったことはないんですが本当に多くのことを学びます。30年来の片思いだけど、吉阪さんは鍵穴をたくさん用意してくれたんですね。でもそれを開ける鍵は用意されていない。自分で作らねばならない。それが優れた教育者でもある所以なんだろうな。

 今回はキュレーターの方にじっくりご案内いただきました。ボクが吉阪さんを知った時はバブル期で、前時代人のような存在だったと思うのですが、若きキュレーターの琴線に触れて、この時代の変化の中ここまでの大規模展覧会に至ったことを思うと、しみじみ感じ入るものがあります。

 

 

樋口裕康 絵展「 何 も 要 ら な い!?」

もう30年近く通っているオルタナティブスペースplan-B。

2年半ぶりに展覧会が行われます。
象設計集団の師匠の個展ですから、もちろんがっつり展示会場設営をお手伝いさせてもらって、昨日何とかカタチになりました。
大判の和紙に絵。女竹。焼杉。石。左官壁。
ぜひ、見に来てください。

祝 plan-B 40周年 特別企画 
2022年4月18日【月】~ 4月24日【日】
樋口裕康 絵展「 何 も 要 ら な い!?」

時間13:00~19:00 
入場料:500円 
場所:中野区弥生町4-26-20モナーク中野B1
ウェブサイト http://i10x.com/planb/archives/3120

期間中イベント多数。田中泯さんのダンスは完売。
以下の遊談は少し席あり。
●4月22日【金】18:00~(受付開始17:45~)
 田中泯+樋口裕康「よいよい遊談1」
●4月23日【土】18:00~(受付開始17:45~)
 松岡正剛+樋口裕康「よいよい遊談2」 

 

リップル保育園 CNT高花

印西市に小規模保育事業としてリップル保育園CNT高花Ⅰ、Ⅱがオープンした。千葉ニュータウンの郊外型スーパーを2つの保育園に転用するリノベーション設計です。
 とにかく広い、排煙窓しか窓がない、天井もダーっと蛍光灯、鉄骨の簡易な建物に加えて、広いから建設単価も低くなるという条件は難題でした。子どもの空間は路地型と広場型に分けられそうですが、ここは広い広場とちょっとした拠り所の点在するあっけらかんとした空間。
 こういう外観は自分たちではなかなか設計しないなぁという感じもリノベーションの妙でした。

写真:中村晃








[新]建築設計資料04


[新]建築設計資料04 地域シェア型保育施設

出版:建築資料研究社

2年前に設計、完成した託児所『cocoon parents square 善福寺の家』が掲載されました。
運営理念と建築理念がぴたり重なっていることから生まれる数々のエピソードをクライアントからお聞きします。いつかそこにあらわれる「無意識の方法論」のようなものを取り出して言語化(書籍化)できたらいいなと思うようになりました。雲をつかむような話ですが・・。
完成してすぐ緊急事態宣言が出たので、内覧会もできないままなのは残念ですが、ぜひ本誌をご覧いただければ幸いです。

他にブルースタジオ、teco、水上哲也さんなど新進気鋭の建築家設計の地域シェア型に特化した保育施設16件がまとまっています。






浅川マキの金沢

2010年1月17日、Liveを予定していた名古屋で突然、マキは亡くなった。その半月前の新宿で見たLiveが最後だった。それからもう12年が過ぎた。こんな風に過ぎて行くのならいつかまたどこかで誰かに出会うだろう、と歌った彼女の歌はあいかわらずよく聴く。

 

ちょっと前のことだけど、コロナ禍がひと息ついたタイミングで金沢に行った。仕事柄、美術館などを巡ったが東京にでもありそうな雰囲気にすぐには馴染めず、ふと目に止まった「もっきりや」というジャズ喫茶に入った。そこが浅川マキの馴染みの店だった。何日か後には浅川マキの映像上映会も予定されている。久しぶりの空気に触れて、ようやく北陸に来て居場所を持った。マスターの作るサンドイッチは絶品で珈琲2杯で長居した。また来るね。

 

謹賀新年

2022年も初詣は葛飾八幡宮から真間山の弘法寺ということで、市川を拠点に広い視野で活動していきたいと思います。
本年も向後万端お引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。

住宅建築2月号

 

 

『住宅建築』という建築雑誌で連載「小さな町の可能性〜流域に生きる」を5回にわたり監修しています。コロナ禍で対談が延期になった関係で、ようやく最終回の号が発売になりました。

 

 林のり子さん(〈食〉研究工房主宰)らとの座談を中心に、東アジア、ヨーロッパ、北アメリカに共通するブナ帯という植生からそこに通底する文化を語るような内容になっています。

 連載をいったいどこに着地させるのか、スタートした時には未知のストーリー、ひとつの物事を掘り下げていくと、どんな世界にも共通する明るくて開かれた場所にたどり着くんだろうなと、手応えを感じる編集作業でした。

 本屋などで手に取ってご覧いただければ幸いです。

 

住宅建築2月号

 

 

 

 

 

 

 

 

かめカレンダー2022

今年もあとひと月を切りました。
かめ設計室では来年のオリジナルカレンダーを作りました。先月の個展でも完売となり、好評につき増刷しております。調子にのってこちらでも販売します。
暦には満月と新月が記されています。


かめ設計室オリジナルカレンダー2022

ドローイング:羽渕雅己

デザイン:山田晶子


W132 H292
水彩画紙シリウス厚口
ピン穴
送料込みで2,300円
コメントやメッセージでご注文承ります!

 

かめ設計室展『見えないものから見えるもの』

 コロナ禍の只中で展示企画をお受けすることになり、ほんとうに人は来てくれるんだろうかという不安が尽きないまま、開かれた展示会。奇跡的にコロナは落ち着き、予想をはるかに上回る人が来てくれました。

 

 建築する心はどこまでも遠くへ行ける。『見えないものから見えるもの』という展示タイトルは、そんな途方もない建築へのリスペクトを示したものです。

 外的な合理性だけがまかり通り、内的な感受性を軽蔑してきたせいで、心はどこにも必要とされない。客観や根拠に追われて恐れ、心はついに建築に投影されないままもっともらしい嘘をついて自分をごまかす。大学で設計を教えていた頃、こうした風潮に抗える心が芽生えてほしいと学生に接していました。〈建築する喜び〉はそんな行為の中から生まれるわけはない。

 多くの学生が1時間でも2時間でもじっくりと展示を見てくれていたのがとても印象的でした。本当にたくさん方々にお越しいただきありがとうございました。

 

撮影:萩生田優

 

歌、ギター:中野学爾

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>