ミウラから進化したスポーツカー
ランボルギーニといえば、もとはトラクターメーカー。創業者フェルッチオ・ランボルギーニは無類の車好きであり、フェラーリ等に「こうしたらもっと良くなる!」とアドバイスをしたが、門前払い…それなら自分で作ってやるという気概から誕生したのが最初のスポーツカーミウラである。
ミウラは発展途上ながらも、評判ではフェラーリを凌駕して一気にスポーツカー/スーパーカーの仲間入りをした。
さてさて、何が発展途上なんでしょう?
ミウラは当時珍しかったV12横置きミッドシップレイアウトを採用していた。
イタリア人らしいですが、レイアウトと発売日を先に決めてしまい、気がついたらエンジンが無かったとかそんな開発過程らしい💦
「レイアウトは横置きV12だ!」
「シャシはこれでいこう!」
「できた!あとはエンジンを乗せて発売だ!エンジンは?」
「……」
という具合に最後にエンジンができたらしい。
このグダグダ度合いから色々と開発は難航し、デザインに関しても若干の無駄がある流線型を多用したレイアウトとなっている。
MRながらも、当時のFRレイアウトフェラーリに似通ったDNAを感じ、もう少しブラッシュアップの余地がある。
その辺りを詰めて、さらにスーパーカーらしく時間をかけて進化させたのがカウンタックである。
進化したデザインはスポーツカーの究極形!
カウンタックは流線形を多用したミウラと異なり、無駄のないデザインとなっている。
というのも、ミッドシップは本来なら限りなくノーズを低くすることが可能。
空気抵抗を減らしつつダウンフォースを得ることができるレイアウトである。
しかしながら、ミウラは曲線基調でノーズが微妙に高く、思い切りが悪いデザインだった。
カウンタックはスポーツカーとしての機能美を追求しているデザインであり、その結果当然ながら最高速度も更新している。
辛口の福野礼一郎も絶賛しており、彼が言うスポーツカー理論を全て満たしている車である。
トミカプレミアムのクオリティに脱帽!?
トミカプレミアムに関しては、Made in Vietnamであり、塗装やチリに関しては若干の低品質感がありますが、少し細部に塗装を加えたりするだけで見違えることも多々あります。耳をつけるだけで本物のようになることもあり、950円はコスパのいい設定だと思います。