♣︎Car Review No.74♣︎

Mazda Roadstar



世界一売れたオープンカーの称号をもつユーノスこと初代ロードスター(MX-5)から既に4代目。どんな車なんでしょうか。





主要諸元 





試乗レビュー 


今回の試乗は、後期型の6速マニュアルモデルになります。



以前運転した初代ロードスター、NAとかユーノスとか呼ばれますが、こちらがデビューしてから4代目、30年以上が経過しました。


幸運なことに、私が乗ったNAはフルノーマルで、今回のNDの進化ポイントを抑えるのには、ベストなコンディションでした。

さて、それではレビューをして参ります。


まず、乗って思うのは「ロードスターは手頃なオープンカーからスポーツカーになった」ということです。

NAは軽快なハンドリングで小さな車体を気怠く動かすのが気持ち良い車でしたが、現行ロードスターはどちらかといえばFD RX-7に近い印象を受けます。


路面を捕まえることを第一にした硬いサスペンションに、乗り心地は二の次にしたホールド感の強いシート。

シートはサスペンションの一部なんて言いますが、それは言い得て妙でして、ロードスターの2つのサスペンションはしっかりとスポーツカーの足として仕事をしています。



エンジンも初代NAで感じた必要十分感を遥かに凌駕したパワフルなもので、絶対値こそ130馬力と驚くようなものではありませんが、1t前後の車体を動かすには余りあります。


私は、スポーツカーというのはドライバーの実力を走りに反映する車だと思っています。

スポーツというのは"心・技・体"です。ドライバーの精神力、技術、そこに車が応えるのが必然で、車にあれやこれや要求する前に人間の努力が不可欠です。


そう言った意味で、ロードスターはまさにスポーツカーだと感じさせられます。

この車を楽しいと思って乗るには、最低でも回転数とトルクの関係を理解して、マニュアルで使いこなす必要があります。



全体として、ロードスターは好感が持てるスポーツカーでした。


乗る前は長く感じたボンネットの鼻先も見切りが良い長さで、短いホイールベースを活かした鋭いコーナリングが小気味良いです!

どんな無理なオーダーにも応えるようとするフロントの機敏なハンドリングは、車体が重いために緩いアンダーが当たり前になった現代では貴重な存在でしょう。



改善できるところなど… 


強いて、改善手を挙げるなら、、

もう少し緩いモデルとして、NAロードスターのようなシンプルなコンパクトオープンモデルがあっても良いかもしれません。

サスペンションやダンパーを絞りすぎず、ホールド感は弱くとも快適なシート設定、広く見える車内空間の工夫など、それこそ女性陣の意見も聞きながら作られたスポーツとは一線を画すグレードがあっても面白いのかもしれません。


しかし、自分で言っておきながら、

この指摘はナンセンスなもので、スポーツカーとして生きることを決めたロードスターには無用の長物です。

マツダはロータリー搭載の新型スポーツカーを開発している兆しもありますが、そっちはややラグジュアリーな要素を載せたGT的な乗り味でも良いと思います。



燃費と騒音 


燃費は10〜15km/L程度。燃料タンクが40Lしかありませんので、長距離ではなく短期的なスポーツ走行向きです。


遮音性については、屋根を閉めればそこそこ静かなもので、普通に乗る分にはエンジン音を聞きながら快適に乗ることができます。


助手席に乗っている人がエンジン音を必要とするかはともかく笑、、、



まとめ 


今回は就職してから初めての記事になります。

このレビューも気づけば74項目。最初に乗ったZ32から随分と成長したと思います。


研修医として一つ目にロードスターを選んだ理由は、運転の原点のようなものを感じたからです。


私のターニングポイントの一つに、BMW M3 (V8 6MT)があり、扱いきれない大トルクというものを思い知らされました。


まずは、しっかりと「150馬力以下を使いこなせるのかどうか」というのが一つの答えであり目標です。

車選びの原点であり、難しい課題です。


ロードスターのドライブに関して、自分には及第点を出そうと思います。

速く走ることについては未熟ですが、マニュアルでエンジンを使うという基本技能や、コーナーでのギアチェンジなど一般道レベルのドライブについてはこの車をスポーツカーとして使ってあげることができたと思います。


今後も色々な車に乗りますが、今まで乗ってきた車で得た教訓・課題を忘れずにいたいと思います。

今後ともぜひ!よろしくお願いします爆笑