No.144

TOYOTA
MARKⅡ QUALIS



13年という異例の長期生産となった70系マークⅡワゴンの後継として登場した



マークⅡワゴンは、X100系セダンがデビューしてもなお、X70系が継続生産されており、設計が陳旧化していた。


13年越しに新型ワゴンが企画されたが、マークⅡをベースに新規開発する訳にはいかない事情があった。

それは、93年に世界最速ワゴンとしてデビューしたレガシィツーリングワゴンの大ヒット!96年には三菱レグナムが登場。


実用性と走行性能を兼ね備えたステーションワゴンを実現するにはFFベースが必須だった。

そうして登場したのがマークⅡクオリスであった。ちなみに、数ヶ月後には日産がセフィーロワゴンを出して追従した。



実質的にはウィンダムワゴン 




前述の通り、レガシィやレグナムに対抗意識を燃やしたため、FFを採用することになったクオリスは、レクサスESこと2代目ウィンダムをベースとし、室内長を広く確保していた。
同プラットフォームを採用したカムリグラシアの姉妹車でもある。



名前こそ名門マークⅡであるものの、マークⅡセダンとは全く違う車であった。

しかしながら、横長のテールライトや丸目内蔵の横長ヘッドライトなど、同時期のマークⅡの特徴をよく捉えていたと言われた。



デザインはライバルに比べ、シンプルかつスタイリッシュで評価は高い。

一方、マークⅡに準えて全高を低く抑えたために、肝心の実用性は犠牲となっておりその点の評価は低いようだ。


スタイリッシュなCM 


マークⅡクオリスといえば、シカゴのHard to say I'm sorryを使用したスタイリッシュなCMも魅力音譜音譜



船の到着まであと1時間。

新しいワゴンと夕食で彼女を迎えることにした。

-All Days Wagon, MarkⅡQualis...



金曜のうちにワゴンを北に走らせる。

次の朝、川の音で目が覚めた。



いやぁ〜非常にカッコいい‼️

このマイナー車ゆえの格好良さとワゴンの良さに惚れ込みます✨

レガシィやレグナムがカッコいいのは当然としても、別の良さがありますね。



ギャラリー 


ギャラリーでトミカ改造を振り返ります。

今回の完成度は70%といったところでしょうか?



フロントビューにレガシィ色が残るのは、バンパー付近によるもので、ここを横一直線に削ればもう少し似るのですが、面倒くさくなってそのまま塗ってしまいました(笑)


一方のリアビューは完成度高めです✨

2本だしマフラーを埋めたりナンバーの配置や横長テールライトなどこだわってみました。


この角度だと、

「レガシィ…じゃないなぁ?何コレ?」くらいには思っていただけるのでは?

そもそもクオリスがマイナー車ですし、ご愛嬌ということで!


カラーリングをホワイトパールにしたのは、少し誤算でした💦

これだと粗が目立ちやすく、塗装の失敗後に誤魔化しが効きません。少しでも色があれば、上から部分塗装で修正可能ですが、白は少しでも混ざってしまうと同じに戻せませんので慎重な作業になります。



久々にこのジオラマを稼働させて、CMのイメージで夫婦ショットを撮ってみました。