スポーツカーとはなんだろう?


最高速度が速ければ良いのか?コーナーが大事なのか?


定義は曖昧なのかもしれない。

けれど、一つ思うことは…


限られた条件の中で死力を尽くし、性能を競い合う車たち


これをスポーツカーと言うのではないだろうか?


なぜイニシャルDが楽しいのか?

あの中にR35がいたら冷めるだろう?


つまり、運動のスポーツと本質的には全く同じなんだと思う。

僕はスポーツカーは『あるルールの中で競い合い、その頂点を目指す車であるべき』だと思う。



さてさて。

それを踏まえてスカイラインですよ。



スカイラインが失った本当の魅力とは何なのか!?

V35以降のスカイラインに失われた魅力は何なのか考えて考えて考え抜いた。


スカイラインnismoに興奮しないのは何故か?32と何が違うのか!?


1人の若いファンとして、何でスカイラインが不人気車種になってしまったのかを考えてきた。


今日、ひとつの結論が出た。

これはV35以降のスカイラインが限られたルールで競い合うことをやめ、高級志向に甘んじたGTカーに成り下がったからに他ならないと思う。


水野和敏はV35は海外でテストを繰り返して仕上げたと言うが、ルールの外に出られると冷めてしまう。


ポルシェを抜いたスカイラインは、イニシャルDで競い合った32は、ライバルたちの筆頭だったスカイラインはどこに行ってしまった?


日本の中で最速を競い合い、ドイツのスポーツカーと競い合い、チェイサーと肩を並べたスカイラインは今どこにいるのか?


そう。

スカイラインが失ったのは、競い合う力、言い換えればスポーツ気質だ。


GTなんて付いているが、スカイラインの本質はスポーツカーだ。僕は思う、スカイラインはRも含めてGTじゃない、スポーツカーなんだと!



スカイラインよスポーツカーであれ!お前の相手はISじゃない、86だ!

今の400Rは間違いなく速い。ポルシェのパナメーラと並んで走れるほど加速がいい。カッコもいい。ただ、それだけだ。



僕がスカイラインに求めているものは違った。

それに気がついた!


スカイラインは86とガチンゴバトルできるスポーツカーであってほしい。

1.7tなんて馬鹿にするのも良い加減にしろ!

プロパイロットなんかでアピールする車じゃないだろう。それは本来フーガの仕事だった。


自動運転なんてスカイラインに対しては何の魅力もない。載せるだけ無駄なんだ。使いたくないと思わせるくらい運転が楽しい車であれよ!



セダンはスポーツカーが生き残る唯一の方法

縮小しているのはスポーツカー市場ではない。GTセダン市場だ。ここは勘違いしたくない。


スープラやフェアレディZはクーペボーナスでスポーツカーと勘違いする人が多いだけで、他のGTセダンはことごとく生産終了している。(フーガ・GS・ギャラン・レガシィ・アテンザなどなど)


スカイラインがセダンとして生き残る道は、GTとしての特性を捨て去って本気のスポーツカーになるしかない。

そのくらいの賭けに出てこそ、往年のスカイラインの魅力が出てくる。コーナーで86を詰めてみせろ!と。



プリメーラを思い出せ!こだわるべきはV6にあらず!

もっと根本から鍛え直さないといけない。コンセプトは至高のスポーツセダン


86の値段が300万台〜だから、そこに焦点を合わせないと。まずこの枠組みが大切。


300万台ってなったら、今の日産には既存のプラットフォームFR-Lを流用する他ない。

そしてサイズは日本とオーストラリアを意識して小さめに設定。最大でもレヴォーグサイズに留める。ボディは4ドアセダン。


その車体をMTで満足に操ることを意識すると、アルミボディに必要最低限のエンジンを搭載する。


となると、車重は1.3t以下に収めたい。

1.3tなら2LのNAで満足に動くけど、そこはライバルの86とズラして戦おう!

ズバリ、直4 2Lターボエンジン。


日産には『技術の日産』を誇示できるコンパクトでハイパワーなエンジンがある。

既にアルティマに搭載されている可変圧縮比ターボことKR20DETだ。このエンジンを直で動かしたくてたまらない日本人は多いはず‼️



経済性も一応は意識する?

KR20DETを既存のプラットフォームに載せて、既存の6MTを改良して使うとなれば、だいぶ節約が出来るのではないだろうか?


そもそもKR20DETが縦置きできるのかどうかは知らないけれど、そのくらいやってみて欲しい(笑)


とりあえず潔く、6発エンジンは捨て去ること。

これは冒険にして過去に肖ろうとする姿勢への訣別にもなる。


4WDもプロパイロットも設定せず、86と同じ土俵に立って勝負してくれ!

スープラの横にZを並べた今の日産ならその資格はあるしやるべきだ!


それと…、、、

やる気があったら、e-powerも設定して見てはどうだろう?

電気の走りを本当に日産が推進したいなら、スカイラインのスポーツを電気で再現してこそ。やってみてもいいのでは?


 


次期型スカイラインを考察

400Rのみを残してS31型にフルモデルチェンジ。スポーツカーとして再出発!フロントのエンブレムはSを復活させる。
メイン市場は日本・オーストラリア・欧州の3本立てで、北米には機を見て日産ブランドからスカイライン2000GT-Rの名前で最上級グレードのみ発売。中国には導入しない。


グレードは、2000GT-RS(450万〜), Electro Sport(400万〜), 2000Sport(330万〜)の3系統

ボディタイプ:4ドアセダン
駆動方式:FR
パワートレイン
*2000GT-RS=KR20DET/直列4気筒VCターボエンジン/270馬力/トルク380N・m
*E-Sport=KR15DDT+200馬力モーター
2000Sport=KR20DET/直列4気筒VCターボエンジン/240馬力/トルク340N・m
変速機
*2000GT-RS=7AT
*e-power=1段固定
*2000Sport=7AT/6MT(MTの方を安く設定)
サス前:ストラット式独立懸架
サス後:マルチリンク
ボディサイズ
ホイールベース=2700mm
全長=4700mm
全幅=1740mm
前高=1350mm
車重=Sport1280kg/E-Sport1570kg/GT-RS1400kg


ライバルは、トヨタ86・ホンダシビックtypeRらを真正面から想定する。
売りは世界初VCターボのFRスポーツ」と「All you need is Drive 走りこそ全て」「スポーツカーに乗ろう

V35-37のGT色はあえて消し去って、スポーツカー路線に変更。値段は大幅に抑えて、ベースモデルのSportには余計な装備は一切乗せない。
エアロパーツなどのオプションとnismo監修のもとアフターパーツを充実させる。

一応、400Rを1年くらい併売することでV6エンジンを存命させる方針。4気筒エンジンにダウンサイズする代わりに、VCターボをMTで乗れることをアピール。

下のグレードにあえてマニュアルを乗せて売れ筋にしつつ、上のグレードには40〜60代のオーナーを考えて7ATを採用。快適装備の充実とACCなど便利系も標準装備。

2000Sportの標準装備は限りなく少なくして、安くしようと思えば安く買えるように設定。
ただし、スポーツカーとしては妥協しないオプションを装備しておく。


とまぁ、、、

深夜テンションで色々と書いて見ました。

あとあと恥ずかしいかもだけど、スカイライン愛と日産へのスポーツカー回帰の期待が抑えきれない。