最近の車って、ハイブリッドとかも増えてきて燃費重視が多いじゃないですか?


燃費を良くする方法って根本的には2通りしかなくて、エンジン始動時に使うガソリンを減らすorエンジンを止めてる時間を増やすしかないわけですよ。


2つ目はみなさんご存知のアイドリングストップ。ドイツ車では今でも常連の技術ですが、日本車は結構採用をやめています。


ということは、日本車の低燃費は使うガソリンを減らすという技術な訳ですが、ここで生じた疑問が1つ。


え?DOHCである意味ある?

ということです。ちょっと説明しますね。



日本車の低燃費 


今の低燃費は、シンプルなところから来ていると気がつきました。


回転数が低い!これに尽きます。


昔のBMWに乗って気がついんたんですが、昔のエンジンは今よりも高い回転数に最大トルクがありました。

そこで、パワーを得るには無意識にアクセルを多めに踏み込んでいました。さらに、ATも4段とかですから、回転数は必然的に高かったわけです。


それがどうでしょう?

現在ではATは7〜10段。トルクコンバータを介した伝達ロスもかなり改善。アイドリング時にはクラッチを切るATもあります。


加速時にも低回転域から最大トルクを発揮するようにエンジンが設定されていて、街乗りで3500〜6000rpmまで回すかつてのNAエンジンは姿を消しています。


ということはですよ?

エンジンの高回転化にあたって必要とされたDOHCという技術は要らないんじゃないでしょうか?


現代のDOHCはなんちゃってDOHCでは無いのでしょうか???



そもそも回らないんだし? 


スバルや日産・トヨタ・ホンダの一部などには今でも7ATやシーケンシャルCVTが採用されていてエンジンを気持ちよく高回転まで回すことも出来ますが、問題はハイブリッドとノーマルCVT。


電子的制御が入ってしまって、アクセルを踏んでも2000〜4500くらいしか回りません。

つまり、SOHCで良くないか!?


軽量化の観点からいくと、ノアやボクシーみたいな車やプリウスなんかのHVユニットならSOHCの利点の方がはるかに大きい気がするんですが??

実際、レジェンドHVはSOHCを採用していて、理屈的には考える人もいると思うんですよね。


軽い方が燃費いいし!



本来のDOHCを取り戻せないものか…??? 


日本の問題点はCVTが蔓延っていること。


車を原チャリ化するトランスミッションは回転数を一定に保ち、燃費を良くします。


ミニバンならともかく、走りを強調する車にCVTはいただけません。低回転で走る街乗りモードと高回転まで回るスポーツモードの設定は多くの車に採用されていますし、あえてCVTを載せる必要がない車も多いはずなのに💢


と思ってしまうこの頃です。