＊トミカコレクション087＊
・日産レパード（JY33）
・とうとう完成しました！オリジナルのレパードJY33です！
レパードとは？
かつて日産が生産していたクーペ/セダンで、トヨタ・ソアラを対抗馬として意識したデザイン、走りであった。
初代F30はクーペ/セダンの両方をラインナップし、セダンには兄弟車のレパードTRXが存在していたが、いずれも直6を搭載したソアラの性能や高級感に敗れた。
2代目F31はV6、3000ccターボの大物エンジンをラインナップしたが、存在感を増して来た2代目ソアラの高級デートカーというコンセプトに敗れ去りそう、だったのだが！
『あぶない刑事』の劇中車として登場すると、一気に人気を博し、現在でもカルト的な人気がある。
↑デビュー予定…！！
3代目はJY32は、インフィニティJの日本版として＂レパードJフェリー＂の名前でデビュー。元々日本では販売する気がなかった車種を無理に投入しただけあって、売れ行きは悪かった。
(こちらのモデルもトミカ開発中！！)
さらに、高級クーペから大型セダンへの舵の切り方から、F31のオーナーでさえ買わなかったかもしれない。
ソアラとの熾烈な争いはどこへ消えたのか？
対するソアラも高級クーペ路線から、レクサスブランドでの販売を意識したシボレー/フォードのような見た目のロングクーペとなった。
４代目レパードJY33はバブル崩壊に伴う経営不振の中でデビュー。よく車名を残せたと思う一方、Y33セドグロの完全な兄弟車となった。
今日はこの４代目に焦点を当てる。
4代目レパードの魅力
セドグロの完全な姉妹車になったことで、かねてから完全な姉妹であったセドグロの兄貴分にあたる車となった。
Y33セドグロはイカつい表情をしていたのもあり、上品な顔立ちのレパードは相対的に大人びてみえる。
高級車像もしっかりとしており、エンジンもV6 3000ターボで走りも申し分ないはずなのだが、バブル崩壊に伴う低迷期の日産はあまり売ることができなかった。
こういう不遇な車を好きになってしまう自分がいるな
レパードは、大人しいこの4代目を以てモデルライフを終える。その魂はY34セドグロに受け継がれ、フーガY50, 51を経て昨年終了した。次のセダンはいつ出るのやら…
ギャラリー
♦︎高級車の中で1番自由でありたい
♦︎大人の余裕を魅せる
♦︎新しい高級のドアを開けませんか？
♦︎長く、堂々と。
