日産フェアレディZ(RZ34)、、

すなわち!新型フェアレディZに試乗できました〜音譜音譜音譜


👉 はじめに


日産のグローバル本社ギャラリーでは、現行日産車の展示に加えて、無料で試乗が行えます。



フェアレディZはじめ、多くの車種が無料で試乗可能です!※GT-Rのみ30歳以上限定

胸熱イベントなので競争率も高く、フェアレディは当日予約などは到底できないような状況ですね💦
2週間前から予約可能になるので、2週間前の朝に取れば予約が取れます!!

では、さっそくフェアレディの走行性能を振り返ります👇


👉 走行性能


【エンジン】★★★★★
V型6気筒3000ccツインターボ
これは、スカイライン400Rと同じエンジンで馬力設定も約400で同じなのですが、乗り味が違くて驚きましたびっくり


一般道走行だったこともありますが、スカイラインと比べて何倍もスポーツな乗り味と言えます。


高速走行となれば、スカイラインもかなりの力を発揮しますが、クリープで感じる出だしはセダンらしい穏やかなもの。


一方のフェアレディZは、Z32の頃と同じ、飛び出したい獣をブレーキで抑えているようなスポーティな出だしなのですチュー

ツインターボは300ZX以来の復活ですし、この表現がしっくり来ます。


Z32↑


アクセルフィーリングでいうと、回転数が2000を超えるまでは自然吸気に近い乗り味があるところがZ32との違いと言えます。

Z32は0or100と言った感じで、ターボを効かせずに走るには僅かにアクセルを蒸すしかなくて、踏み込むとフル加速、踏まないと牛みたいなノロいエンジンという感じでした。



そして気難しいところが、現行ATとは思えないほど引っ張ろうとするところ笑‼️

アクセルを踏みっぱなしにしてると、回転数がかなり上がるまで引っ張って加速します。

引っ張りすぎてからアクセルオフするとATとは思えないほどガクン!となります笑

これ、日産車あるあるスタースター


9速ATではあるものの、一般道走行では4速ほどで走っているタイプで、きめ細かいタイプではありません。


レクサスのスポーツはこうはいかないでしょう!




【燃費】★★★☆☆

案外10km/Lとの話でしたよ…ですが、実際は5〜7km/Lといった体感でしたね。

スポーツモードだったのもあり、回転数が高めでした。



【ステアリング】★★★★★

スポーツカーの醍醐味はここにありますね♫

横浜ということで歩道橋が整備されていて、小回り左折でスピードを緩めなくても良い時が多かったので、回転数上げながら一度曲がってみたのですが、気持ちよかった〜照れ照れ

揺れないんですよね。Z32やSLK、86で感じた安定感がしっかりと感じられました。



👉 総合評価


さあ、まとめに入ります。

まず、Zの特徴を一言にまとめるなら
過去のZにリスペクトのある限定ピュアスポーツ
新型Zは、Z32とZ34をオマージュしたような走りでした。

ツインターボとはいえ、Z32のようなドッカンタイプではなく、Z34の頃の自然吸気に近い出だしがあるので滑らかでした。
S30以来進化してきたフェアレディZの集大成のして、今までのZの全ての要素を含むと言えます✨

期待してる方は、ぜひ試乗をお勧めします‼️
本当に良い車です‼️


限定"というのは今後の展望です。
残念な話ですが、増産は望まないのではないかと思ってしまいました。
それほど、旧スポーツZの乗り味だったのです。
つまり、すごく楽しかった‼️
昔の日産車へのリスペクトを感じ、これ以上ない有終の美の飾り方です。

寂しいですが、未来へ向けてのZではなく、旧来の楽しいZでした!ありがとう日産!!

僕が乗って楽しいと思った車は消えていく傾向にありますが、Zも例外とは思えません。
これは日産からの最後の贈り物であって、これを最後に未来へ向かって進むぞ!という日産の決意表明かとも思える車でした。

売りたい車"なら、4人乗りを用意したり、フルモデルチェンジ後、量産体制を整えると思いますが、これは日産のプライドそのものです。
売れなくても良い、たくさん作る気もない、それでもラインナップにフェアレディがあることに意味がある。

フェアレディのブランドを簡単に捨てるとは思えないので、電気スポーツあるいはハイブリッドでの復活はあるかもしれません。
もしかすると、次の型の開発に入ってるかもしれない。
個人的には、シルビアビジョンと題してよく発表されるスポーツコンセプトが次のフェアレディかもと思っています。

一旦、最後のフェアレディZ‼️
R34で終わり、また始まって進化を続けるスカイラインのように、次のフェアレディZは必ず出る!ーでも、一旦有終の美を飾るモデル。