前回までのあらすじ
スクールバスの衝突事故により超宇宙エネルギー“グラビトンQ”の力を得たトムは、そのパワーを使ってスクールカースト下克上を果たすべく、プロムパーティーの余興で「寿限無」を披露しようと落研の部室で連日深夜まで稽古に励んでいた。
しかしプロム当日、トムより先にアメフト部のクォーターバックでスクールカーストの頂点に君臨する人気者のマイクがあろうことか「寿限無」を完璧に披露してしまいステージのヒーローとなる…
次はトムの番、今からマイクと同じ「寿限無」をやったらスクールカースト下克上どころか、とんだ笑い者にされてしまう…しかしステージから逃げてしまったらそれこそスクールカースト最下位確定、下手したらもう学校に来れなくなってしまう…
窮地に立たされたトムは、超宇宙エネルギー“グラビトンQ”のパワーを最大開放し、即興創作落語をやることを決意、その演目の名は「デトロイト女房」…
90年代のアメリカンハイスクール落語シーンでは嫌厭されがちな「人情噺」であるが…鬼が出るか蛇が出るか?
一方2024年4月の北海道、カムチャッカマーガリンドッグは青春18きっぷを握りしめ八雲駅で次の長万部行きの列車を待っていたのだった…
では、その続きから
八雲駅の待合所にて「居酒屋待ち時間」開店!
青春だから毎日朝からずっと飲酒してます
海老入り松前漬けとタラの芽の天ぷらをツマミに金麦の昴割り(昴の金麦割り?)をぐびりぐびり
お腹いっぱいで公園のベンチで昼寝
このあとは「日高方面」を目指します、といっても北海道の鉄道は、赤字赤字、廃線廃線、なのでもう線路は「日高」には続いてないので「鵡川(むかわ)」までなんですけどね
地図も路線図もなしで駅名だけ書かれてもなんのこっちゃかチンプンカンプンでしょうが…まぁ、雰囲気ブログなので何となくの雰囲気をニュアンスで感じ取って下さいまし
とっぴんぱらりのぷう
続きは「青春中年放浪記 2024春⑨」にて