昨日に続き 福山の平家谷の話題です

 

35年前に町興しで始まった「平家谷花しょうぶ園」が昨日閉演となりました。

約100種5千株のハナショウブが見頃を迎えている中での閉園です。

 

1990年に地元住民の皆さんが、平家の落人伝説が残る同所に整備。

開園当初は年間約1万5千人が訪れ、91年には国の「手づくり郷土賞」を受賞し、福山ではバラと並んで花の名所として定着しましたが、徐々に来園者が減少


 

 

管理する地元の人たちも高齢化が進み、2015年からは門田さん(87歳)が一人で管理してきたそうですが、来客数も回復せず年間50万円の赤字となり、後継者もいないことから、今季限りでの閉園となりました。

町興しで始めた事業が、高齢化と過疎化で廃止となったことは、現代日本の地方問題を象徴しているようで悲しいですね。