2008年まで、福山港には福山ー多度津間のを結ぶフェリーが運航されていました。

そのなごりが今も福山港に残っています。

 

バラのアーチとターミナルの建屋

バラは放置され野生化しています

 

フェリーターミナルの看板はそのまま残っています

復活の日を待っているのでしょうか?

 

1966年に香川県の多度津港と福山市鞆港を結ぶフェリーとして運航が開始されましたが

1978年に福山港フェリーターミナルが完成すると、発着場所が鞆港から変更されました。

 

当時のターミナルとフェリー

 

順調に旅客数が増加し、1988年には、1日15往復が、年間約25万人、車約10万6000台の利用者がありましたが、この年に瀬戸大橋が開通し、利用者数が減っていきました。

 

2007年度には1日6往復、旅客4万3000人・車約3万5000台にまで落ち込み、2008年8月31日を最後に廃止となったのです。

 

現在のターミナル内部

近くにあるマリーナの管理事務所になっているようです。