先日、グループ会社のTFC(ツネイシクラフト&ファシリティーズ)が建造した
CTV(Crew Transfer Vessel)の海上試験を見学させていただきました。
CTVは、洋上風力発電を運用・管理する作業員を輸送することを目的とした交通船で、
双胴船型を採用し、厳しい海象条件の下でも作業員の輸送を可能としています。
今回見学したのは「PORTCAT ひびき」で、
TFCとしては2015年に日本で初めて建造したCTV「PORTCAT ONE」以来、
6隻目のCTVです。
PORTCAT ONE
今回見学したPORTCAT ひびき
ウォータージェット推進で 最大速力は28ktだそうです。
ジェット噴流
パッセンジャールーム
19t型なので12名です。
オーストラリア製のシートは快適でした。
船橋と客室の床は防振ゴムで甲板から浮かせてあり
船体の振動が大幅に低減されていました。
船名と同じ名前の海で活躍する予定だそうです