タグマリンの安全を先取りするカッパ
さかえ丸の船首でロープを手にスタンバイしています
ROROバージをドックから引きだすために
バージに曳航索を渡します
ここでカッパが投げているのは曳航索ではなく
「先取りロープ」という、曳航索の先端に取り付けたロープです。
(ロープを投げる方向を指示しているのは、大長老 I 機関長)
両手に先取ロープをコイルにして持ち、
利き手を先に投げてから反対の手のロープを送ります
この投げ方が出来なければ船員失格です
太くて重い曳航索を直接渡すのは危険なので
先取りロープを受け取った相手が、ロープに繋がった曳航索を引っ張り込むのです