東京新聞に掲載されました。
皆様こんにちは。
本日の東京新聞にて私桑田壮司が紹介されております。
内容はコロナの影響で海外ツアー客が激減、初夏から自転車屋を始めました。というものでした。
記事はこちら。
文字数の関係で入りきらなかった情報もありますのでこちらで少し補足を。
大阪府富田林市出身、昭和58年生まれの37歳です。
18歳で上京後、コンビニ、飲食店など掛け持ちでバイト、お金を貯めて21歳でオーストラリア、東南アジアを1年かけて周遊。
オーストラリアで50度を超える気温下での農作業を経験(死にかけました。)、ベトナムで原因不明の高熱にうなされるなど、なかなか日本では経験できないことを経験し帰国。
帰国後、街を見回してみて、日本ではどんなことがあっても生きていけると確信。
私がゴキブリ並みの生命力(この表現で大丈夫か?)と、楽観主義になったのはこの辺りの経験に寄与します。
浅草や鎌倉で観光人力車を引きながら、元々上京の目的であった役者業を志します。
でも演出家に言われるがままに演じることに嫌気がさして次は映画監督を志します。
でも(でもばかり。。)日本で映画監督として成功するにはスポンサーの意向に沿った映画を作らなければならない。
もうこれは、自分自身がスポンサーであり演出家であり、役者になればいいんじゃね?ってことで立ち上げた会社が株式会社桑田企画。
平成24年、私が28歳の時です。
それ以来、世界中の人々をハッピーにするという信念のもと仕事をしてきました。
そして起きたのが昨年からのコロナ騒動です。
こういう有事の際はエンターテイメントは真っ先に切られます。
仕事はゼロになりました。
何か今持っている財産で人々の為に貢献できないか?と考えたとき、事務所にある自転車や自身の技術を利用した自転車屋の開業でした。
後は記事にある通り、ここに自転車屋が出来て良かったと言ってくれる方がいて、私もここに自転車屋を開いて良かったと思っています。
私は仕事とは自分の想いを伝える為のツールだと考えています。
自分の根底にある想い。それさえ変わらなければどのような業態でも問題ないのではないでしょうか。
あと、この騒動で被害を最も受けているのは10-20代の若者たちではないかと思います。
私が人生で最も成長できたと感じることができるのは10代後半から20代前半にかけてです。
この時の経験がなければ今の考えには至れていないでしょう。
バイトできず、お金を貯めれない、海外へも行けない。
人生の中で最も貴重な、人としての基礎を築くための時間を有意義に使うことができない若者たち。
そんな若者たちのためにも、少し長く生きている大人たちがへこたれ、嘆いているのでは無く、果敢に挑戦する姿を見せなければならない。見本にならなければいけません。
37歳、人々に迷惑かけて、助けられて、長く生きてきました。
これからは少しでも社会に恩返しができれば。その想いで事業を継続していきたいです。
以上、ご拝読ありがとうございました。
最後に、素敵な記事を書いて下さった広山さん、ありがとうございました。