大洲城を観て臥竜山荘を見学してランチを赤レンガ館に近い「炉端焼き油屋」で取って。次の目的地「少彦神社」に向かいました。

古事記や日本書紀に登場する少彦名命(日本神話の神)の終焉とされる地を崇敬するために建てられた神社。神殿は1932年に落成し、その2年後に参籠殿が完成している。地元愛媛県松山市で生まれ育った岡本さんがその参籠殿参拝を推薦されたので従ったのでした。臥竜山荘を出て臥竜湯の脇を進んで肘川を渡ると山間に入ります。その山上に少彦神社神殿が建っていて、山腹に参篭殿が新築されたのでした。岡本さんが見せて下さった参篭殿落慶記念パンフレットには臥竜山荘の不老庵を凌駕する舞台が組まれていました。参篭とは神社や仏堂などへ参り,一定の期間昼も夜もそこに引き籠(こも)って神仏に祈願すること。古来祭りに神を迎える際には一定の場所に忌み籠って身心を慎む聖別の過程が重要でした、、紫式部も石山寺や長谷寺に参篭して気力を養っていた。源氏物語の構想を練ったのでした。 

これが最近修復新築された 大洲少彦神社参篭殿です

これが大洲少彦神社参篭殿への上り口です

少彦神社参篭殿の室内

大洲少彦神社参篭殿を見学して滑らない様に注意して坂道を下って戻りました。

明治時代に建築した参篭殿の古材は麓ン保存されてました。

少彦名命は健康の神・医薬の神として知られる神様で、明治になると各地に建築され祀られました。屹度大洲でも時代の動きに敏感に新築された神社ですのでしょう。デモ明治を去る事百年大洲では最近年に修復新築したのでしょう。山桜も散る中深い霧の中参篭殿を参拝出来ました             【了】