30年前の公共建築から想うこと | 一般社団法人古民家再生協会 神奈川

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古き良き伝統・文化を守り・持続可能な循環型建築・グリーン建築を推奨し未来の子供たちのために邁進してます。


一般社団法人神奈川県古民家再生協会鎌倉支部


連休明けから始まった現場の近くが、ゼネコン時代、新入社員として配属された小学校建設現場だった場所で懐かしく30年前を回想している。・・・・・


この小学校は当時東洋一の普通教室40クラスの規模だったこと、横浜市型の標準設計から将来の少子社会を見込んだ自由設計の建物だったこと、S棟・N棟・給食棟・体育館があり神奈川県内業者のJV工事で、所長はじめ、8人の社員がいた現場であったこと、その当時のことを鮮明に思い出している。・・・


10数年前?は確か児童数も減り、使用していない校舎があった気がした。


改修工事前で建物もずいぶん疲れていて気にかけていた建物が統合で残り、元気な姿になっていたことになんだかうれしくなり、周囲を散策。・・・・・


統合し創立5周年。    13日土曜日は運動会らしく校庭では元気な子ども達の声が。・・・・


当時、N棟だった建物は、保育園と地域コミニティ室として使用されていることも、30年前の将来を見込んだ設計だったことの実現に、有効に生きている公共建築物に、建築を志てはじめて携わったことにもなぜか誇りを感じることが出来た。


スクラップアンドビルド・・・高度経済成長期時代の代名詞だったことが、持続可能な循環型建築社会になっていることを若き日に経験した建物が実証してくれている。・・・・


RC造・SRC造から木造へ。公共建築物から住まいつくりへ。


新建材から伝統資財へ。


長年の経験の結論とし、未来の子ども達のため、地域の為に生涯仕事をしていきたいと。・・・・

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