以前ブログに書かせてもらった古民家再生について聞きたいことがあると事務所を訪ねてこられた人からメールが届きました。
宮城県石巻市の「津波でも耐えた古民家」としてたびたびニュースにとりあげられた尾ケ崎神山邸の再生復興の為に、ボランティアグループと共に復旧活動にいってきた内容が書かれていました。
本人にとって大変良い経験ができたことに敬服します。
場所は多数の児童が亡くなった大川小学校のすぐそばだそうです。
被災した集落は当面居住の許可が下りず周辺の民家も年内に希望者は解体するという実に厳しく寂しく残念な現状だと。・・・・・・
津波被害のすごさが目に浮かび心苦しくなります。・・・
海水を被った家屋は集落に向かう橋が流され陸の孤立化したこともあり一年も放置されていたそうです。
しかし構造体は気仙大工の腕前を知ることができたそうです。
6月から関西のボランティアグループ延1500人が訪れDIY的な直し方をしているそうです。
所有者の方が住めないなら集会所等に直して行くそうです。・・・・
このような詳細な体験情報を頂き、力になれないことが残念に思います。
本来の古民家再生にならない諸事情があることは理解できますが、この復興支援が明るい未来・夢・希望に繋がることを祈ります。
地域が人と人のコミュニケーションで繋がるコトは大事なことです。
復興支援は企業の利益主義では繋がらないと感じます。
復興支援金・助成金等が本当に皆が夢にときめき明日にきらめく事が出来るよう有効に活用していただきたいと切に願います。
ボランティア活動・復旧活動大変御苦労様です。こころから敬服します。
そんなことを考えさせてくれたメールでした。