地元の築54年の古民家。
借地権で昭和33年に建替た古民家。
家主の都合で54年の想いでのある家・生まれ育った家を手放さなくなった為、2月に相談を受け、その古民家を内外しっかりと見させていただき、その素敵な庭園も含めた古民家の活用を家主と考えていました。
しかし、買取した地主の事業性を最優先する考え方・古いものに価値を感じない考え方は変わらず、家主が最終的に切望していた伝統資財の買取・再利用してほしい考え方も、地主には、受け入れられず、地主の関係者で解体・処分されることになりました。
家主から、直接その報告を受け、またひとつ、伝えること、学ぶことが詰まった古民家が、伝統資財も、法令順守で残せないことに残念に思う日でした。
家主からは、いろいろ相談にのってくれたこと、このような団体の存在があることを知れたことに感謝されましたが古民家鑑定をし、十分に価値がわかっているだけに残念でした。
まだまだ十分活かせる家が、解体・処分されてしまいます。・・・・・・・・・・
古いものに正しく価値を見出し、保存・活用、もったいないの心を多くの人に理解してもらえるよう、そしてその業務を担う古民家鑑定士の育成にコツコツ前向きにあきらめず頑張っていこうと思います。
そしてもうひとつの出来事。
我が家の家族の一員で、いつも家族を癒してくれる、愛犬ラッキーの平成24年度の狂犬病の予防接種でした。5月で11歳の誕生日をむかえる、マルチーズの娘。血液検査も5月に行い、ワクチン注射も6月に実施予定です。
健康で、末永く家族といっしょにいっぱい想い出がつくれることを願います。