自分の世界が広がる仕事って？
こんばんは！
英会話教室コンサルタントの船山直子です。
9月最終週から10月初めにかけて
久々に通訳の仕事が立て込んでおりました。
通訳翻訳は、私の本業ではないし、
とはいえ、企業様から請け負うこともしばしばあって
特にアメリカに行く前には、ちょくちょく
お仕事をいただいておりました。
今回久しぶりに
「日本のモンテッソーリの保育園、幼稚園を
見学したい、オーストラリアの保育園オーナーの方が
来日されるから、同行してくれる通訳を探している」
と、友人からの連絡。
急なスケジュールでしたが、
指定された日程のうち、調整がつくところがあって
行けるよーと
すぐに連絡したら、トントン拍子に決まりました。
もともと英語で子育てをしている私としては
子供の教育にはとても関心があって
アメリカの現地小学校でもPTA会長を務め
今も息子の学校でも娘の学校でも
何かとPTAに顔を出します。
もう興味があって、仕方ないという感じ。
だから、教育に関して訳すとか伝えるとか
通訳メインに活動していないけど
多分、かなり得意。 多分🤣
まあ、それとは関係なく、私が興味がある。
だから、本当に行ってよかったー。
モンテッソーリって
私は詳しくないのですが
自分で徐々にできるようになり
自立心を丁寧に育てるとか
できることを少しずつ増やすとか
そう言った子育てには
とても大切な基本が詰まっていて
その行動ができるように
たくさんの準備を園でされているそうです。
オーストラリアのオーナーは
そのモンテッソーリの精神と、
日本の道徳観にとても関心があったようで
園長先生との会話も弾みました。
千葉の私の家からは遠方だったのですが
二つ訪問した園はそれぞれ魅力的で、
丁寧な子育ての大切さを
改めて実感しました
それから、また追加の通訳の依頼をいただいたのが
自閉症などのお子様をサポートする
施設への訪問。
こちらは、訪問先から探して欲しいと言われ
急遽信頼できる紹介してくれそうな方々に連絡。
日本での滞在日程と、クライアントの調整可能な日程に
奇跡的に合う方をご紹介くださったのが
昔私が、アメブロでの集客を学んだ
以前の人気教室学園の学園長齊藤直さんでした。
自閉症を含むお子様の発達サポートをされていて
アメリカやカンボジアでも経験のある
定金さん主宰の「育児発達支援室ここん」をご紹介くださって
実際に、運営されている施設にも
お邪魔させていただくことが実現。
私が全く知らなかった分野ですが
お二人の会話の中で
世界中の親御さんたち、
支えていらっしゃる方々のご尽力があることを
たくさん知りました。
ちゃっかり私も定金さんとポーズ。
直さんには、「相変わらずめっちゃ小さい」と言われました。
温かみのあるこちらの支援室では
様々な分野のセラピストさんが活躍されているそうですよ。
これから、双方の実践したサポートや
アイデア、見解を共有するミーティングを
定期的に開くことを提案させていただきました。
ご縁がつながっていくのが
とても嬉しいです。
脱線しますが、印象に残ったのがこんな話。
ディズニーランドにその前の日に行ってきた
というクライアントさんから聞いた話。
ダウン症の息子さんと一緒に
ディズニーに来られていたご家族。
もう白髪まじりのお父さんが、レストランの椅子から車椅子に
息子さんを移動させたり
お母さんは、その息子さんと写真を撮ったりして
楽しまれていたそう。
で、そこには、もう一人、弟さんがいらっしゃったそう。
お父さんがお兄さんの介助をされているところも
見ようともせず、スマホをいじっていたとか。
障害を持つお子様のご家庭では、
こういったことが起こるそうです。
弟さんが悪いのではなく、家族で支える環境は
勝手には生まれない。
一人のお子様に手をかける（かけざるを得ない）と
その分、そうでないお子様にも違った負担がいくのだと。
そして、障害のある方のご家族は離婚率や、別居率が
オーストラリアでは高いんだそうです。
家族の幸せは
自然と生まれるわけじゃなくて
長期的に努力していかないといけないんだよ
と言われた気がして、
ドキッとしました。
ちょっと長くなりましたが、
今回、たまたま受けた通訳の仕事が
私に丁寧な子育ての大切さを再認識させてくれて
その後繋がった自閉症の施設の話から
知らなかった世界を学ぶきっかけになりました。
そして、この全てをもたらしてくれたのは
今までどこかで繋がっていくださった
仕事や学びの仲間たちでした。
人の視野を広げるのはやっぱり人！
ということを再確認。
人にはそれぞれ世界があって、
人と人が繋がることによってお互いの世界に
接点が生まれて、その中でつながりが生まれるって
やっぱりいいなーと思いました。
今回のご縁に大感謝！
私もまた、良いご縁を繋ぐ存在になっていけたらな
と思いました。
今回の通訳を通して
「そんな英語やったらしゃべらへんかったらえーねん」
をインスタに投稿したら
反響が大きくて嬉しい。
