【平和学習のこと】今年の夏ちょっとワンランク親子の会話が進化した瞬間
こんばんは。
英会話教室コンサルタントの船山直子です。
海外で子育てしたり
インターナショナルスクールに通わせることについて
以前こんなシリーズでブログを書きました。
今回はその続編。
日本では当たり前に学校で習うことが
習ってないままになってしまう。
それを教えるのは、親しかいないから
あ、これ教えておかないとと言うものに気づくと
背筋を正す思いです。
日本の戦争の歴史についても
難しい議案の一つ。
今年の夏休みの宿題で
息子が感想文というか監督の思いの分析文というか、
を、書くと言う国語の宿題があって
「硫黄島からの手紙」を一緒に見ました。
ちなみに、夏休みの宿題に6つのレポートがあって
そのうち5つは日本語で、母息子はヘトヘトです。
さて、
日本の戦争の歴史について
アメリカで第二次世界大戦を学んできた
彼がどんなふうに考えたのか
気になるところだったんです。
で、アメリカではどんなふうに習ったの?
映画見てどう思った?
とか、前とあとの変化を聞いてみました。
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今まで教科書で歴史を習った時は
戦争で人が死ぬのは仕方ないとか思ってた。
いつも戦死者は何万人、何千万人って
数字で書いてあるから
YouTubeのサブスクライバーを見るみたいな感覚。
ふーん、みたいな。
原爆も、クラスでは
あの戦争を終わらせるには
仕方なかったとか
必要だったとか
そんな空気だったと思う。
映画だけど、自決シーン(こんな難しい言葉は使ってない)では
本当に僕の友達が目の前で死んだみたいに
感じたし怖かったし、自分はどうするんだろうとか
考えた。
一人一人の生きていることは
ものすごく重いもので
命令されたからって
家族の写真握りしめて
グリネード(手榴弾のことみたい)のロックを外して
チェストに当ててバンって
一気に死んでいくなんて
おかしすぎる。
人間が、こんなに頭よく出来てるのは
命令されて、それに従うためじゃない
どんな状況でも自分で考えて行動していい
それができなくなる
人がおかしくなる戦争は
どっちが悪いじゃなくて
ダメなんだってわかった
死んで仕方ない命なんてない
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みたいなことを言ってました。
ハワイでもパールハーバーに
まだ連れて行けてなくて
まだ広島にも行ってないけど
近いうちに連れて行きたいと思いました。
まだまだ知らないといけないことが
たくさんある我が子たち。
最後にそもそもなんで
硫黄島を見ることにしたかというと
息子が見てみたいと言った映画が
今アメリカで公開中の
「オッペンハイマー」だったんです。
広島長崎に落とされた
原子爆弾を開発した科学者の話。
まだ日本では見られないようですが
どんな映画も自分で解釈するときに
この悲惨な歴史を繰り返してはいけない
と考えてくれたらいい。
今朝のインスタライブでも
この話を取り上げました。
みなさんはお家でどんな風に
戦争のこと、話されていますか?