3日目 もう受験勉強したくない!と言われた時は? | 英会話教室専門コンサルタント・英会話の先生研修とオンラインレッスン派遣

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3日目 もう受験勉強したくない!と言われた時は?

 

こんばんは。

英会話教室コンサルタントの船山直子です。

中学受験のあるあるー
家族間の大げんか。

 

もう勉強したくない

 

みたいな日。

 

我が家の場合、お兄ちゃんが自分から

「受験したくない」

「勉強したくない」って

はっきり言うことはなかったのですが

 



隠れてゲームやっていたり

家で漢字テストやったら、カンニングしたりとか

6年生、7年生は、学校の先生からも

呼び出されたり、メールをもらったり

すごく増えたんですよ。

 

そんな時はすごく親子険悪になります。

 

息子VSママ

息子VSパパ
 

が勃発するのです。

パパは、起こりすぎると

もう受験なんかやめてしまえーーーってなって

3日くらい口を聞かなくなります。 

 

私も爆発したら

その時間はしばらく口を聞かないとか

あるのですが、時間がもったいないですやん。

 

 

それで、よくやっていたのは

受験生は実は自分1人じゃない、と言う事実を

わからせるわからせる!という事です。

 

帰国子女の人気校は、

よくテレビで特集されたりするので

そのYoutube を一緒に見たり

新聞の記事を読んだり、よくしました。

 

頭の中にある憧れを

身近なものにするためです。

 

 

帰国子女受験をするのに

ギリギリまで海外生活する場合

難しいのは、

周りの仲良い友達と、違う時間を過ごさないといけないという事なんです。

 


<受験のために学校を退学して帰国した日>



息子は5月生まれで

日本の6年生の時にはアメリカでは7年生。

そして、アメリカの中学は6年生から始まるので

すでに中2なんですよ。

 

周りは部活動を謳歌していたり

学校が終わっても、ゲームやチャットで繋がって

楽しんでいるわけです。

 

その中で、自分だけたった1人

ひたすら勉強してるって感じるのがとてもしんどい。

 

あまりに荒れた時は、

 

「よし、わかった。

じゃあ、あんたが決めなはれ。

 

受験すんのか。しーひんのか。」

 

と、ママが迫ることは多々ありました。

 

 

お兄ちゃんはある時

「僕は12歳だから

そんな大切なことを1人では決められないんだよ」

 

と、言ったことがあります。

 

それでしばらく話し合うのですが

 

「あんたの英語力は、すごい。

でも日本語は、パッパラパーやん。

6年生やけど、2年生レベルに行ってるかどうかやん。

 

これで、公立に行ったら、英語がすごいって思われることは

ほとんどなくて、「なんで日本語できひんの?」ってなる。

 

私はそういう環境に送りたくない。

だから、一緒に勉強するし

受験をやり通すって決めてほしい。

 

ミドルの友達が楽しいのもわかる。

遊びたいのもわかる。

せっかくエレメンタリーよりも、もっともっと

たくさんの友達ができたんやから

アフタースクールもチャットしたい

ゲーム一緒にしたいと言う気持ちもわかる。

 

でもな、両方はぜーーーたい、させられへん。

 

日本に帰って、同じような帰国子女の子がゴロゴロいて

刺激を受けながらアメリカの大学を目指せるような環境に行けて

 

しかも今の友達とも帰国まで、めっちゃ遊ぶとか

それは絶対無理や。

 

どっちかは諦めなあかん。

 

もし、今の友達と一緒に過ごす時間をとるんやったら

日本の学校に行ったときに

なんとかなるように、日本語をまともにする勉強は

私が責任とる。

 

でも、受験してアメリカの大学に帰って来れるような

中高一貫スクールに行きたいんやったら

頑張るのは自分だけ。

 

今、周りに受験勉強してる子がいいひんから

すっごいしんどいと思うけど

 

あんたが受験するような学校を目指す子は、

もう何年も前から、

毎日死に物狂いで勉強してるんやで。

 

今受験勉強をやめたら、受かるものも

絶対受からへん。」

 

この同じ話を何度したか、わかりません。

 

中学受験って、結局

本人のモチベーション。

 

どう納得させて、当日まで導くか。

 

まだ小学生だしね。

大学受験とは、人としての成熟度が雲泥の差なわけです。

 

だからきっと、何度も何度も

親子で立ち止まって

 

喧嘩して

大泣きして

それで最後までやりきれるように

横についておく

しか、道はない。

 

あ、でもね。

子供って、本当に子供なんですけど

急に腹を括ることってありますから。

 

一皮剥ける瞬間まで

横にくっついて

宥めて、励まして、怒って、それでも横にいる

これしかないと思います。

 



そして、親である私たちも

海外にいると

こんなことしてるのは自分だけちゃうか、

と、思ってしまいますが

 

全国に同じ思いをしている親御さんが

五万といらっしゃるわけです。

 

本当にね、5年の駐在生活のうち

最後の半年は、勉強しかしなかったって思うのですが

それで後悔しないくらいやったから

10年後、一緒に思い出せると思うのです。

 

辛い受験生活を、いい思い出にできるように

もし、現役受験生の親御さんが読まれていたら

心から応援しています!

 

 

帰国子女受験についてのご相談はライン公式のみで受け付けております。

 

 

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