【バイリンガルは勝手に育たない】インターナショナルスクールという選択肢その3  | 英会話教室専門コンサルタント・英会話の先生研修とオンラインレッスン派遣

英会話教室専門コンサルタント・英会話の先生研修とオンラインレッスン派遣

英会話講師歴15年、総⽣徒数3,000⼈の現役教室オーナーがフィリピン講師陣を自らトレーニング。日本全国の英会話教室でオンラインレッスンをご活用いただき、生徒様に実践の場所を提供中!

【バイリンガル子育て】インターナショナルスクールという選択肢その2 渡米後は英語も遅れてる?!

 

おはようございます。

 

英会話教室コンサルタント、船山直子です。

 

今日は

【バイリンガル子育て】インターナショナルスクールという選択肢

 

の続編、3日目です。

 

最後のまとめまで持っていきたいと思います(笑)

 

 

日本に住みながらバイリンガルに育てたい!

そんな思いでインターナショナルスクールを

選択される方。

 

また、私たちのようにアメリカに駐在しながら

帰国時のことを考え、日本語教育に力を入れるご家庭にも

共通して言えること。

 

 

バイリンガルは勝手に育たない(今日1回目)


だから、

 

住んでいる環境で触れにくい方の言語の社会に

親子でどっぷり浸かりに行くつもりで

いろんな行動をされるのがとても大切。

image
 

私たちの場合は、日本にいるときは

近所の方々と積極的に関わる

子供達の近所の友達を大切にする。

 

 

子供の言葉のために、と思っていたわけではないのですが

このおかげで結果的に、息子が日本人の日本語(カタカナのカタコト日本語ではないという意味)
を話すことができるようになりました。

 

 

だから、アメリカに来て、

息子の英語力がまだまだ足りないと知った時(←昨日のその2参照)

ローカルにたくさん友達ができるように

私自身、現地校に入り浸ったのです。

これが、PTAとの出会い。

 

 

PTAボランティアはやればやるほど、学校の先生も、校長先生も、

息子の友達のことも知ることができます。

その年が終わる頃には、息子の学年の友達は

ほとんど名前と顔が一致していました。

 

そして、2年目の終わり頃に、コロナがやってきて

オンライン生活を1年近く余儀なくされたときに

思ったのです。

 

チャンスの神様は前髪しかない!!と。

来てすぐにPTA役員になり、2年目に会長になった

というのはあまりにも早かったと

自分では思ったのですが

 

あのタイミングを逃していたら

息子の周りの友達を全員知っているなんて状況を

作ることができなかったなーと。

 

友達に詳しくなると、

プレイデートがたくさんできるんです。

 

お呼ばれもあれば、学校帰りにうちに遊びに来る子や

お泊まり会もありました。

ますます仲良しが増えていきました。


日本人のお友達も周りにいらっしゃいましたが、

嫌われることもなく、べったりになることもなく

親友と呼べる男の子たちは、全員国籍が違うという

いい感じの人間関係を自然に作るようになりました。

 

 

3年生の時から急激に伸びた息子の英語は

4年生では、周りと引けを取らないようになり

5年生ではアメリカ生まれの子たちよりも

英語の成績が良い、というところにまでなりました。

この頃、もはや、私の英語力も抜かれましたーー

 

 

家で、全ての言葉を日本語にしたのは、息子が5年生になった時。

 

渡米してまる2年経ってからでした。

 

理由は色々ありましたが、娘も同じ学校のキンダーに入園したこと

息子の英語力が後退することはないと実感したから。

というのが大きいです。

 

代わりに、、、
日本語は、4年生後半から週1の学校(塾)に通うようになりましたが

漢字は今も大変苦労しています。
 

日本語の学校に通って良かったと思うのは

嫌でも毎週漢字テストがあるんです。

それができたからって、一瞬で忘れるんですけどね。

それでも1回は書けるように死ぬ気で覚えさせます。

するとね、少しずつではありますが、

一つの漢字を覚えるスピードが速くなっていくのです。

 

時間はかかりますよ。

初めの半年は、やってもやっても何も入らなくて(笑)

ドラえもんの漫画を渡そうが、

トイレに1年生の漢字の表を貼ろうがダメ。

 

それが半年を過ぎて、やっと成果が見えるようになりました。

親も根気です。嫌がられても絶対引かない(笑)

 

 

5年生になると、帰国子女枠での中学入試が見えてきます。

今まさにここ。

帰国がしっかり時期が決まったわけではありませんが、

高い確率で、あと1年くらいか、と思われるアメリカ生活。

 

帰国後に、公立中学にはいけないのですよ彼は。

 

日本語が他の同じ都市の子ほどできないからね。

息子の英語や今までやってきた能力がいかせて、

日本語も将来に向けて頑張れる環境をってなると、

帰国子女枠で受験ができる私立校ってなるでしょ。

 

 

というわけで、前哨戦として、英検1級を受験しました。
昨年10月。

その際、2ヶ月間、日本語学校もお休みして

本気で1級受験の勉強を2人でやったのです。

 

 

英検は受かりましたが、日本語の読み書きは後退します。

 

image

 

この日本語と英語の一進一退は、

今後彼が、日本語の重要性に気づき、本人がやる気を出すまで

ずっと付き合っていくしかない問題と思っています。

 

 

息子のような英語の読み書きが得意な子は

英語一本で受験をすることになりますが、

合格して、中学に入学してから、

きっと日本語と本当に格闘する日が来るのだと思います。

 

 

もしもアメリカに来てすぐに日本語強化していたら

日本語はもっと楽できたかもしれないけど

英検1級は受からなかったかも。

 

もしも3年生から日本語学校に行っていたら

英語一本で受験はできなかったかもしれないけど

3教科で受けられる選択肢を広げられたかも。

 

何が正解かはわかりません。

 

さて、何が言いたかったかというとね。

 

バイリンガルは勝手には育たない(今日2回目)という

ことだけではなくて

 

 

本当にバイリンガルに育てるなら、どこかで

どちらかの言語で本人が苦労するのです。

 

そして、私はそれは当たり前だし、

どんどん苦労せよ!と思っております(爆)

 

重要なことは、苦労するときに

親も一緒に苦労する、ということ。

 

学校で英語が苦手だから、じゃあ数学頑張ろう、では

済まされないのが、バイリンガルなのです。

 

 

人生の中に、すでに入りこんだ二つの言語。

これで得する人生にするか、セミリンガルと言われるように

両方が人よりもできなくて苦労の一途を辿るのか。

 

それって、この苦労を共にする時期に

死ぬ気で頑張るかどうか、なのではないか、と思います。

 

ここで初日の質問に戻ります。

 

徒歩5分の人気公立小学校ではなく、片道1時間かかるインターを
小学校に入ってからも通うことを選んだ我が家。

良かった?
後悔した?

 

後悔は100%していません。
それはきっと、この都度「このままではいけない!」と

思ったときに、全力で対応してきたから。

 

一度も義務教育を選ばなかったことに後悔がなかったかというと

そうではありません。
特にね、息子が国語の教科書を読めない姿は

誤った選択にこの子を導いてしまったかな、と

思わないことはないのです。

 

だから、日本語を学ぶ時間を必ず取るのは

私たち親の役目だと、思うのです。

 

 

インターナショナルスクールを選択すること

本気でバイリンガル子育てをすること

そして、帰国子女になること

 

これら全てが難しいのは、

参考にしたり相談する人がいるわけではなく

自分たちで決め、自分たちでやっていくから。

 

 

まだ息子が11歳で、中学受験もこれから

帰国子女になってもいません。

 

5年後、息子が16歳になって高校生になったとき

あのとき苦労を共にしたのは私だよ!と胸を張れるように

今は毎日を邁進したい。と思っています。

 

これから小学校をインターを選ぼうか迷われている方

バイリンガル子育てに興味のあるママさんたち。

 

そして、そんな保護者さんや生徒さんに寄り添いながら

日本全国で英会話教室を主宰されている先生方の

何かのヒントになれば、とても嬉しいです。

 

最後まで長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

英語の先生のご相談やご質問につきましては

ライン公式から承っております。

 

今すぐライン公式をチェックする

 

現在、英語の先生のためのライン公式では、

 

春のライン公式ご登録キャンペーンを実施中です。

4大無料特典もご用意していますよ。


 

今だけ!無料4大特典プレゼント

🎀子供達が釘付けになると大好評!先生もびっくりなオンラインレッスンのコツ(動画)

 
🎀毎月即満席の英語の先生勉強会特別価格チケット (3000円→1000円)

 

🎀毎週アメリカの教育事情もライブも配信!英語の先生専用オンラインサロン 

 

🎀アメリカに住んでわかった!英語の本の選び方!読み方遊び方効果的なレッスンでの使い方(動画

 

 

ぜひこの機会をお見逃しなく!受け取ってくださいね。

 

今すぐライン公式をチェックする

 


 

 

 

■現在募集中W(ダブル)サポートレッスン

 


・英会話教室主宰の先生方へフィリピン人の先生レッスンオンライン派遣サービス
代表 船山が自らトレーニングする優秀な講師陣だけをご紹介。

image

・毎月月末水曜日に開催! 英語の先生勉強会


・外国人の先生と日本人の先生がダブルであなたをサポートするオンラインレッスン
キンダーから大人のクラスまで