おはようございます
こんにちわ
こんばんわ
かつにちわ〜〜
いつ読んでくださっているか分からないので
✨挨拶全部✨
どうも
杉渕 優志です。
僕は今、夜行バスに揺られて
池袋のサンシャインシティへ向かってます
まぁ
正確には帰ってきてます。
今日僕は
宮城県に行ってきました。
今はその帰り道
25日から伊豆でやる
リーディング舞台
『RADIO311』
やるにあたり
現地に向かいました
去年芸術劇場で上演した
RADIO311の時も現地には行ったのですが
今回は前回行けなかった
宮城県南三陸町に行ってきました
少し重たいブログになるかも知れませんが
読んで頂けると嬉しいです。
朝7時30分に新宿バスタを出た僕たちは
あっ
一緒に行ったのは
ブログで何度か登場するトッキーさん
今回初共演の 梁取ようくん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝7時30分に新宿バスタを出た僕たちは
昼に宮城県の仙台駅に着きました。
何故かもれてる トッキーさん
天空の城ラピュタのパズーを意識した僕
嘘みたいな笑顔の ようくん
時間に余裕があると思っていた僕たちは
眠い目を擦り
とあるお店に
吉助
僕らはここに入りあるものと
出会った
宮城県名物
牛タン
美味しかった。
あまりお金をかけずに
と思っていたがついつい
1650円
仕方ない
そして食べ終わって気付く
南三陸町行きの高速バスが
当分ないことに。
焦った。
そして出た結論。
2時間半かけて電車とバスを使う
仙台駅
↓
小牛田駅
↓
前谷地駅
電車の中
時間さえあれば台本に目をむける
それは
現地でこの作品に触れていたいと
心から思えたからだった
それか
このメンバー
そこまで仲良しメンバーではなかったから?
前谷地駅についてバスの時刻表を見た
僕たちに第二の試練
携帯で調べた時刻表と違う
バスが来るのは1時間後
そこには日曜日だからか
開いてる店はなく
コンビニもない
仕方なくタクシーを使った
タクシーなら何か話を聞けるかも知れない
タクシーがちょうど現れ
乗車
話ずらそうなおじさん
5分経過
10分経過
30分経過
45分経過
46分経過
46分5秒経過
46分6秒経過
「ここら辺からでも歩けますか?」
ようくんが口を開いた
約46分間車内は無音だった。
タクシーを降りた僕たちの財布からは
ひとりずつ3000円消えていた。
そこから少し歩くと
目的の場所に到着
僕たちが向かったのは
宮城県南三陸町志津川にある
防災庁舎跡地
そこには
今もあの日から6年間以上残る
赤い鉄骨の三回建ての建物があった
2011年3月11日15時36分
あの時波の中にあった町を僕たちは歩いた。
あの時最後まで
避難を呼びかけていた
遠藤未希さん
三浦亜梨沙さん
懸命にみんなを守ろうとしていた皆さんは
あの赤い三回建ての鉄骨の中にいた
恐怖も
不安も
あったと思う
あの時の光景は
液晶をなぞれば見れるかも知れない
でも本当に皆さんが体験したことを
僕たちが見ることはできない
想像でしか
赤い鉄骨を見た時僕らは言葉をなくしてた
いや、辺りの空気に言葉を
なくしてたのかも知れない
防災庁舎の川を挟んだ向かいに
仮設商店街として
2012年2月に建てられて
今年の3月3日に本設オープンした
ささん商店街
があった
その商店街の一店に僕らは足を止めた
写真展示館を開いていた
僕らは真っ先にそこに
入った
1枚1枚の写真
佐藤信一さんのコメント
1枚1枚にドラマがあり
1枚1枚に真実があった
写真を見てるうちに
役者としての僕は
頭を抱えていた
「実際に起きたことの
一部ですら僕は
伝えられていないんじゃないか」
写真が語る真実
写真が語る復興の記憶
一部ですら伝えられない
そう思った僕は決意した
じゃあ何度でも伝える努力をする
3.11
あの日を忘れない為に
努力する人たちの為に
役者として、杉渕優志として
できる努力は惜しまない
一生伝え続ける努力をする
この気持ちをお店にいた方に話した
「ありがとうございます」
その返ってきた言葉に胸を締め付けられた
震災をテーマとした作品
それは半端な気持ちでやってはいけない
そう
改めて感じさせられました
行ったことがなかった
南三陸町
6年前のあの町に
行ってみたかった
小学校があって
中学校があって
コンビニがあって
きっと笑顔があふれてて
過去にふれるということ
僕は改めて役者として
生きて行く決意をしました
読んで頂きありがとうございました。
伊豆の土肥劇場で
やらせていただきます
お時間ある方是非お越しください