トレーニングと稽古の違い  | 空手の個人レッスン講師、黒帯ドラゴンのブログ

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トレーニングと稽古の違い。


まず一般的に、スポーツでは「トレーニング」「練習」をすると言いますね、
武道では本来「稽古」をすると言います。


ではトレーニングと稽古、どう違うのでしょうか?


トレーニングはまずは「個性」ありき、
いかに個性をのばすかを先ず考えます。


何が足りないか、何をすればパフォーマンスが伸びるのか、


その方法、トレーニングは100人100様全く異なるプロセスになります。


では稽古はと言いますと、先ず「個性」は一切認めません。


100人100様全く同じプロセスを辿ります。


伝統の型にはめ込みます。
選択肢など、もちろんありません。
とても窮屈に感じるでしょう。


時代にマッチしていませんね。


しかし、「型」にはめ込んだ稽古をしていたはずなのに、100人100様、違う空手になるんです。


鋳型から解放され、そしてその技を使って最終的には、自由に戦うんです。


それが武道で言う「個性」です。


武道では最終的な結果を「個性」と言います。


プロセスでの個性は、「わがまま」「我」なのです。



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