海外旅行でのエピソードです。
20代の頃、ほとんど言葉も解らず、
勢いだけで海外旅行！
私達の若い頃は、バックパッカーをする若者が結構いました。
そうそう、
ガイドブックの「地球の歩き方」を片手に。
私も感化され半年間、メキシコ～アメリカを旅をする予定でメキシコへ到着。
身振り手振りでなんとか宿泊先のホテルに到着。
言葉が通じないのは不便だな～って思いつつ、
フロントの男性が、何やら私に話しかけています。
「○△・・□ カラテ ～△□・・・・・◎」
なんとか、カラテだけ聞き取れました。
たぶん空手を出来るのか？的な事を言っているのだろうと思い
片言の英語で、空手の黒帯であると説明すると、
彼は大変恐縮し、言葉のあまり解らない私に丁寧にゆっくりと、ホテルに宿泊する上での注意、ホテル周りの街並みについて説明してくれました。
実は彼も空手を習っており、とても日本の文化に興味があるとの事。
そして得意の型は、「セーパイ」だと。
彼とは言葉の壁はありましたが、空手を通して十分にコミュニケーションをとることができ、
メキシコ滞在中はかなりお世話をしてもらい、大分助かりました。
彼と私の間には空手が、コミュニケーションツールとして働いてくれたのです。
これと似たような話しは、アメリカでもあり空手をやっていて良かったなと思いつつ、
普及に努力された先人達に、
敬意の念をいだきました。
ほんとうに、空手は想像以上に世界中に普及しています。
同じ空手を愛する者どうし、人種も国境も言語も関係ないようです。
★★空手の個人指導★★
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