それプラス、ロシアの近代を勉強中。
ドイツ古典物に浸かってたここ最近。
ロシア近代、楽しい(笑) なんてストレスフリー(笑)
譜読みはややこしいですが、自由度の高い近代は、こればっかりやってたら古典弾けなくなるなって感覚もあり。
じっくりチェロを弾くと、古典→ロマン→近代の道筋、経緯が見えます。
『ドイツ』一本に絞った先日の演奏会は、国際的な現代向きではないのかもしれないという思いもありましたが、
決まったルールの中で個性と面白みを見出そうとするクラシック音楽の根源をみるというが出来、
お客様からは、『同一作曲家作品という演奏会はよくあるが、こちら(同一国作品)も良かった』というご意見もいただけて、
さらには、あまり日の当たらない曲たちを気に入っていただけて、チェロの名曲が白鳥とリベルタンゴだけではないことを、日本のクラシックファンの方々に知っていただくきっかけとなり、チェリストの端くれとして、名曲を生み出し続けてくれる作曲家への恩返しが出来たと思ってます。
ご自分の知っている曲を演奏会で聴きたいという方は多いと思いますが、
知らない曲を聴き、『自分だけが知っている、チェロの新しい名曲』をたくさん知ってもらう考えが、これからの芸術家を育て、国が豊かになる第一歩だと思います。
知らない世界に踏み出す行為は、本人も支援者も賭け事のようなギャンブル性と、教育のような長期的な踏ん張りが必要です。
私が今弾いている近代の曲も、かなりぶっ飛んだ世界観を持っていて、
どれくらいの同志と、どれくらいの批判者がいたのだろうと、作曲家を知りたいという意欲をかきたてられる一曲です。
その曲が何の曲か、チェロがお好きな方は予想がついていらっしゃると思いますが(笑)、いつか披露出来る場があれば、母親業を忘れてしまうくらい練習したくなる曲です^^;
その前に、私のドボコンとロココを聴きたいファンの女の子の夢を叶えてあげたい![](https://emoji.ameba.jp/img/user/s-/s-nkgtms/90.gif)
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