芸術家の作り方 | Endo Nozomi オフィシャルブログ

Endo Nozomi オフィシャルブログ

オフィシャル ブログ
 

今テレビで、ドイツの某オケによるベートーベンのシンフォニー7番をテレビ放映中。なんと日本(サントリーホール)公演。

なんとなんと、土曜日の夜公演、S席¥35,000。


……うわぁ……(-_-;)


3万くらい、経費(&中間業者の売り上げ)かと。


海外のオーケストラ、人気ですよね

体の大きな西洋人中心のオケと、小さな日本人中心のオケでは迫力は違うかもしれませんが、比べて技術が劣るとは思えません。

皆様、日本のオーケストラ(や日本人の演奏会)にもぜひ足をお運びください


演奏会に、たくさんのお客様に来て頂く→売り上げが上がる→良い演奏家が集まる→良いオーケストラが生まれる、のです


演奏家がお客様に育てて頂く、とよく言われますが、まさにコレ

演奏家は、いつもお誉めの評価が欲しいわけではありません。厳しい批評こそ有難いです。

いずれにしても、足をわざわざ運んで下さった方へ、『次も!次こそは!より良い演奏を!』と精進します。一日に6時間も7時間もこもって練習をしますが、音楽家もご飯を食べないと死んじゃいます。家賃も払わなければなりません。しかしながら、音楽家から生活臭がするのは良しとされません。何故でしょうね。

この問題は音楽家だけではないですよね。画家やスポーツマンの方々も同じでしょう。技術向上と収入の安定。。。


これからも、どんどん若手が出てきます。

出来上がった古巣のオケもいいですが、練習ばかりして世間を知らない演奏家の卵たちを育ててあげてください(笑)


それが日本の音楽レベルを上げることに繋がるのです。



そんなことを思った、ドイツ某オケのテレビ放映。


上手です(笑)