カボチャで見る味覚の違い。 | Endo Nozomi オフィシャルブログ

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ハロウィンシーズンで、ドイツでも、どこもカボチャだらけです
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昨日、遊びに行った動物園のレストラン前の道です
バケモノみたいなカボチャに去年は慄いてましたが(笑)、今年は屁の河童です

ドイツ語でカボチャは『キュルビス』。こちらでよく食べられるカボチャは見た目だけでなく、味も全く違います。
日本で食べられているのと品種が違うんでしょうね。甘い、とか、濃い、とか、そういう次元ではないくらい、味が違います。
清涼な…なんていうのかなぁ~…瓜科です!って味がするんです~_~;
私はあまり得意ではないので、日本のカボチャに近いものを頑張って探して食べてます。

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これは頑張って見つけた、甘いカボチャを、醤油と味醂で煮た美味しい美味しい煮物。
これを買う際、一騒動ありました。

先週末買ったんですが、実は先々週末も買おうとしてたんです。
マルクトの八百屋で、これ頂戴!とカボチャを差し出すと、『これは食べられないわねぇ。デコレーション用よ。』と言われ、その時は泣く泣く買うのをやめたんです。
でも以前同じ八百屋で、違う店員さんから普通に買ったし、その時は美味しく食べたけどなぁ~、と諦められなくて(息子にも食べさせたいしね)、翌週同じカボチャをダーリンに買ってきて貰いました
ドイツでは、店員さん同士で意見のすり合わせなんてものはないので、店員さんによって言うこと違うってザラなので、今回はあっさり買えたみたいでした(笑)。
ま、デコレーション用でもいいから売ってもらえばよかったんですけど、その時パッと言えないもんなのよね~

よって、2週間遅れでカボチャをGETしたわけですが、案の定、とても美味しいカボチャでした
ただ、皮は恐ろしく硬くて、どんなに煮込んでも食べれませんでした。
ドイツ人にとってはデコレーション用のカボチャを美味しい美味しいと食べる日本人。

例えば、日本に初めて来た外国人に、旬の食材を使った日本の料理を提供したら、外国人が『うーん』って顔をした。

そんな状況と同じですな。

納豆とか海苔とかわさびとか、そういう特別なものだけでなく、野菜ですら違う味なわけだから、外国食って難しくもあり、面白くもあるんだろうなぁ

ちなみに、息子は美味しい美味しいと食べた口です  やはり日本人だね