シナリオの勉強にホラー映像を見ていたら、ブログのことをすっかり忘れてしまっていた。申し訳ない
ということなので、その観ていたホラー映像をお一つ紹介してみたい
『ファンタスマゴリア~闇に封印された映像コレクション~』
2005年9月10日に新宿ロフトプラスワンで行われた小中千昭監修で行われた映像イベントである
誰でもひとつぐらいは持ってるんじゃない? 怖いフィルム? ということで、集められた珠玉の恐怖のフィルム映像
これを小中千昭、高橋洋、宮田亜紀という面々で見て感想を述べるという内容である
ある者はもう使われなくなった倉庫から、ある者は現像に出したまま取りに来なくなった処分品からとフィルムの経歴を聞くと、何とも因縁深いものばかりである
そして、では映像を見てもらいましょう、と流れるのであるが、
その映像を見て感想は、なんとも言葉に表し辛い
幽霊の出現もなければ、ショッキングな映像があるわけでもない
ただなんとなく、気持ち悪い
今の時代のように誰でもビデオカメラを回せば映像、映画が作れるのに反して、
フィルムというのは、時間もお金もその何倍もかかる
そうしてまで作った意味があるのかないのかわからない映像に一種の気持ち悪さを覚えるのである
だからこそ、見ている人はこう思うのである
うーむ……
面白い、つまんないなど多々意見があると思うのだが、たぶん一回見たときに思うのは、うーんである
自分でも何で怖いのかわからない、ただなんとなく……
つまんないにしても、わけがわからないから……
が約2時間続くのである(解説コメントを含む)
何かを得ようとするおいらにとっては、非常に根気のいる作業であった
何かを得ようにも、意図的に表現するのが、不可能に近いからである
ただなんとなく怖いと感じる視聴者に対して、おそらく製作者側もなんとなく怖く作れちゃったね、などと思っていたかもしれない
こう思うのは、おいらがまだ未発達の脳味噌を持っているからであろうか? 馬鹿だからか?
何とも後味の悪い感じになってしまったDVDだったが、これを読んで少しでも興味を持った人は一度見てもいいのではないでしょうか?
ファンタスマゴリア~闇に封印された映像コレクション [DVD]/バラエティ
¥3,990
Amazon.co.jp