7月に義実家に帰った時に貰ってきた一冊。
百田尚樹さんの『永遠の0』読了。
読むのに時間を要した。なぜって、読んでる時間よりも涙を堪えている時間の方が長くて。
電車の中で何度も半泣き状態になってしまい、なかなか進まない。
歴史本よりも太平洋戦争のことがよく分かる。
この時代に生きた日本人の思いを描いていて、戦争とは何かを考えさせられる。
悲しいだけの涙だけでなく、温かい気持ちになれる。今までに体験したことのないような感動で、温かい涙が止まらないの。
こんな感動に包まれる作品がデビュー作だなんて、百田さんてどんな人なんだろう。
そういえば、百田尚樹さん今年のメガネベストドレッサー賞(文化界部門)を受賞されてたな。
読み終わってから大分経つけど、感想も胸がいっぱいになってなかなか打てなくて。
今も、これ打ちながら涙ボロボロ出てくる。
解説で児玉清さんが書いてくれてることがそのままワタシの感想。
そうなの、そうなのーって感じ。笑
終戦から68年。総人口の8割近くが戦後生まれなんだって。
太平洋戦争を直接知る人は年々減ってる。
小説や映画で戦争の悲惨さや愚かさを伝えていくのって大事よね。
12月に岡田准一主演で映画化されるから観に行こうとは思ってるけど、最初から最後まで号泣しそうでコワい。笑
帯には220万部突破って書いてあるけど、今は300万部突破しちゃったみたい。