六本木TOHOシネマズで『WALL・E ウォーリー』観てきました。
ゴミだらけになった地球を人類が捨て去り、700年が過ぎた29世紀。地球にひとり置き去りにされたゴミ処理ロボットのWALL・E(ウォーリー)は、ただひたすらゴミ集めを続ける長い年月のうちに、感情が芽生えていた。そんな地球にある日、ピカピカのロボット、イヴがやってきてウォーリーは彼女に一目惚れ。しかし、イヴはある重要な任務を背負っていて……。
ディズニーとピクサーによる製作作品。
ニモでアカデミー賞を受賞したアンドリュー・スタントン監督が野球観戦に行ったときに双眼鏡を覗いていて思いついたロボットらしい。
ゴミ処理型ロボットのウォーリーは、宇宙に逃れた人間の残したゴミの山を700年間、一人で片付け続けているのですが、ウォーリーの住む家にゴミ山から拾ってきたコレクションがあったり、家に着くとキャタピラーを脱いだり、人間のような感情を持ちはじめたロボットがとってもかわいく描かれていました。
特にウォーリーの表情表現がすばらしく、さすがピクサーです。
700年前のロボット・ウォーリーと近未来型ロボット・イヴの性能の違いとか細かいところも楽しめました。
ウォーリーのお気に入りが懐かしいVHSテープだったり、音楽の録音がカセットデッキだったり。
ただ、前半の片言しか話せないロボットシーンにはかなり引き込まれたのですが、後半の宇宙で生き延びていた人間のシーンはちょっと長くて飽きました。
デジタルな生活ですっかりメタボになり、立つのもままならない人間には考えさせられるものがありましたが・・・。
でも、ラストのシーンは感動しました。