フジテレビドラマ『チーム・バチスタの栄光』って昨日最終回だと思っていましたが、来週だったんですね。
終わる直前まで最終回だと思い込んでいたアホで~ス。
なので、原作の感想を先にアップします。
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。
2006年第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作だけあってユーモラスな展開で最後まで面白く読めました。
著者が現役医師なだけあって、医療現場や院内政治の描写が細かく、リアリティがあって医療の世界にぐいぐいと引き込まれていきます。
不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥コンビのやり取りがとにかく愉快だし、登場人物のキャラが個性的で描写がうまい。
これがデビュー作なんて筆力ある新人の登場ですね。
田口、白鳥コンビの続編でないかな~
ドラマでは白鳥は仲間トオルが演じてますが・・・原作はチビおデブちゃん(笑)。