金沢遠征でまず足を運んだのがココ。
『乙女寿司』でお昼。
金沢出身の友人夫婦からお寿司屋さんは何件が紹介してもらっていたのですが、人気の「小松弥助」は予約が取れず。
食べログをチェックしたら「小松弥助」以外に4点超えていたのが「乙女寿司」。
もう予約無理かなと思ったら、意外にカウンターが予約できました。
お店は噂通りとても分かりにくい場所にありました。
この看板、裏口だと思って表に回ってみましたが、探せどない。どうやらこの細いところが入り口らしい。
恐る恐る覗いてみたら・・・。
なんともご立派な門構えが出迎えてくれてびっくりしました。
ちょっとハードル高そう・・・。
松の木には冬の雪に備えて「雪吊り」(雪による枝折れを防ぐための縄)がされ、打ち水が撒かれて丁寧さが伺える。
カウンターは実にいい雰囲気。
いちばん乗りだったので、ご主人の前の席ををゲット。
ネタケースがないと思ったら、氷を置いた上に木の箱が置かれてそこにネタが入ってました。
蓋を開けてネタを見せてくれたときは期待感爆発寸前まで膨れ上がりました。
生ビールをいただき、おまかせでお寿司を握ってもらいました。
なんだかとってもテンションが上がったせいか、夢心地だったせいか、何食べたのか記憶が薄い。
ただ、とっても居心地がよくて最高水準のお寿司をいただいたよーな記憶(笑)。
うにと穴子以外は金沢港で水揚げされた地物だそうです。
こだわりの逸品は写真でどーじょー
名産の甘エビはつやつやしていてぷりっぷりっで、甘くて絶品でした。
ばい貝は甘みがあってこりこりした食感が貝好きにはたまらぬおいしさでした。
寒ブリのおいしさにはやられました。
粗塩と柚子で出てきた穴子。
柚子の風味と塩の甘みが穴子の旨みを引き出してすごくおいしかったです。
めちゃ甘いイカでした。
赤いかだったかな。
ぷりぷりした生牡蠣もおいしかった。
多分、ここら辺から追加注文・・・だと思います。
昼間のお酒は上機嫌。とってもいい気分でばくばく食べてしまいましたー
ブリのお刺身が脂が乗っていて大トロに負けないぐらいヤバいおいしさだったので、お代わりしました。
雰囲気のあるお座敷もありました。
ご主人の真摯な姿勢、さり気ない気配り、会話も上手でお寿司屋本来のたのしみ方を味わえた気がします。
こだわりの逸品を満喫できるすばらしいお寿司屋さんでした。
お昼にしちゃワタシにとって7500円はちと高かったですが、その価値があると思える満足度の高いお店だと思います。
とにかく心地よかった。
ガスエビを食べるのをたのしみにしてたのですが、カニの時期なので漁師さんはカニ獲りで忙しく、この時期は市場にガスエビが出てこないみたいです。
エビ好きざんねん。
「乙女寿司」
金沢市木倉町4-10
076-231-7447
12:00-14:00 17:00-22:00
日曜定休