コレコレさんの動画がたまたまYouTubeでおすすめに表示されたので、見てみたところ、集団ストーカーを訴える50代の家族との対話の動画になっていました。

すぐに僕の顔や住所を公表して助けてくださいと訴える男性。

今置かれている自分の現状から、早く脱却したいという気持ちが表立って出ているのはわかるのですが、個人情報が特定されることの本当の恐ろしさがわかってないなという感想を持ちました。

誰に監視されているのかわからないけれど、何か見られている感覚があるというものは、完全に統合失調症の妄想の症状そのものです。

僕の場合は、自分のことがネットに書かれていないかどうか、四六時中Xで確認したり、ネット掲示板を見たりしていましたね。

決定的な証拠が見つからなかったため、犯人をおびき寄せる手段として、自分の顔を公開してしまったこともありました。

今思えばあほだなって思いますが、当時のアカウントは現在凍結しているので、それが唯一の救いですね。

僕が薬を飲んでいても長いこと自分が統合失調症の自覚を持てなかったのには、おそらくほかの方も共通する理由があります。

それは、ほかの人と関わりが薄かったことですね。

健常者の方と話すことによって、自分の情報なんて外部に漏れていないと自覚できるようになるので、安心感につながります。

また、fMRIの応用でどこにいても脳内の情報が分かるという(例えば視覚情報、想像した事柄など)ことが僕の症状にあったのですが、実際、非接触型の電磁波によってそんなことが出来るかと言われれば不可能で、ノイズがかなり混じるし、座標の特定なんてどうやってやるんだという話になりますよね。

いわゆる現実にはオフラインで人を監視する技術なんて存在しないわけです。

ここまで自分が病識を持って行動で来ていれば、一目見たら健常者と間違うレベルなので、労働に支障をきたすことは少ないのですが、症状がひどい方は、とにかくいろんなことをネットや本で調べて、病識を持つことだと思います。

監視社会の中国でさえこんな技術ないのですから。

確かに日本には脳活動を分析したり、頭で想像したものを画像化したりする方法がありますが、すべて頭に直接装置を取り付けて初めてできる事です。

電波で人の脳を追尾するなんて現実的にありえないわけです。

人はロボットではないので、2進数での情報のやり取りができないから。

生き物とロボットが無線でやり取りする時代は何年経っても実現はしないと思ってます。

僕も動画を見るまで、このような症状がある人が本気で、自分が統合失調症ではない、現実に起こっていることなんだと信じ込んでいることを忘れていたので、改めて、昔の自分はこんな感じだったんだなという風に見ていました。

統合失調症の疑いがあると感じたら、すぐに精神科に行きましょう。