久々にガムの販売機(ガムボールマシン)の修理依頼が。
と言ってもガムボールマシンはガチャと構造は
まったく同じ。
BEAVERのガムボールマシンがやってきましたが
やっぱりBEAVERのシリンダは日本のガチャポンの
シリンダと基本構造は同じながら形が違うので
KALZAの特殊工具で鍵開けできないんですね。
今回の依頼は逆で鍵がなく、シリンダが開いたまま。
開け閉めができないというご相談。
(BEAVER製)
鍵開けの依頼だとお断りになりますが、開いてる状態なので
シリンダをいかようにも加工すれば何とかなりそう。
シリンダを改造してマイナスドライバで開け閉めできる
改造を実施しました。
基本的に修理はベストエフォート対応です。
自社のガチャガチャのメンテナンスに
回る時間が空いているタイミングを活用して
修理を請けているので
価格を抑えられるカラクリがありますが
ただ、ベストエフォートだからって
修理を放置してると、依頼が溜まってしまうため
どんどん修理も捌いていかないといけません。
次に修理に着手したのはやはりGacha2。
去年後半あたりから、ほとんどGacha2ばかり修理しています。
Gacha2を中古で買おうとする場合、見た目では状態を判断できません。
いずれ修理が必ず必要になると覚えておいて下さい。
逆に言えば適切にメンテナンスするか
修理すれば、また長く使えます。
Gacha2はとにかく本体をオーバーホールして修理しないと
いけない事が多く、修理に時間がかかる難点があります。
(故障箇所にもよりますが修理費用もそれだけ高くなります)
故障している2台が入庫しているので修理します。
故障内容はどちらも回すとドラムがガタガタ!となって
回せません。
Gacha2でよく起きる故障の1つです。
コインメカは故障しておらず枚数を確認するパーツや
バネ類、コインセレクタなどにも異常が無かったので
コインメカは今回の修理ではオーバーホールしなくて
良さそうです。
整備のために油だけ注します。
全然、いいんじゃないかな。
どんどん進めます。
いよいよ本体側のオーバーホール作業です。
(ようは分解して修理する事です)
とにかくGacha2はネジの本数が多い・・・
(本体側の分解が進んでいます)
(好奇心でも絶対に自分で分解しない事)
本体が分解され、中を修理していきます。
まず絶対に確認するのは、取出口に使われているバネ。
ここのバネは、ガチャガチャの利用率が高いと
ヘタって来るので、ほぼ修理必須。
オーバーホールしないとアクセスできないところにある
バネが消耗品って、どうなのか・・・
(取出口のために使われているバネ)
KALZAの修理ではバネを調整し
グリースを取出口に入れて滑りを良くます。
次に空打ち防止機能を修理します。
シーソーみたいになった部品が特徴で
この丸で囲った支店みたいな部品のネジが
稀に取れているケースがあります。
すると、ドラムが上手く回せなくなります。
今回は点検した感じ、問題ありません。
空打ち防止機能は他にも問題になる箇所があります。
そこを削って、その問題の箇所を無くします。
無くしても空打ち防止機能に支障は無いです。
あと、Gacha2を使っている多くの人に言いたい。
ガチャガチャの機械の大敵は摩擦です。
KALZAが整備するときに気にするポイントです。
摩擦が大きいというのは、いずれ不調を起こすサイン。
確か、ドラムはオーバーホールしなくても
本体から取り外せたと思います。
Gacha2のドラムはネジなどで固定されていないのが
特徴です
ドラムを定期的に取り外して
ドラムに油(グリース)入れようね!
(カプセルを回転させるドラム)
それだけでも故障を軽減する事に繋がります。
修理完了です。
時間かかって、すっかり暗くなっちゃった。
こちらのガチャガチャは某企業の製品に使われている
キャラクターのガチャガチャのようです。
このように、今や企業が自社の製品だけでなく
派生させてIPコンテンツを売る戦略を取る事で
企業のブランド、知名度向上をはかる事が
当たり前になりつつあります。
そのIPコンテンツの売り方の1つにガチャガチャが用いられます。
グーグルで検索してみたら、案外あちこちのサイトに
このガチャガチャは取り上げられていました。
いま、このブログを読んでいる御社も、もちろん
そういうIP戦略マーケティングとっていますよね?
※IPコンテンツとは知的財産を核とするコンテンツ
・キャラクター
・作品の世界観やストーリー
・ロゴ など



















