久々にGacha2の修理入庫
以前に入庫した別のGacha2の
修理奮闘記はこちらの記事にあります。
この機種は、どうしても故障要因が多く扱いづらさもあって
業者も一般の方にもあまり好まれてない傾向にありますね。
KALZAでも数台保有してますが店頭で使用する事は
機械不足のときくらいです。
たまにガチャガチャ専門店にこの機械が並んでいるのを
見かけますが専門店は故障したとき整備どうしてるんだろ・・・って思います。
(たぶん機械ごと入れ替えるんだろうな)
今回の事象は、お金を入れたあとカプセルが詰まるので何とかしたいとの事。
だいたいGacha2の故障原因は大きく3つ。
1つはカプセルの取出口が奥へ引っ込んだまま戻らなくなる。
もう1つは硬貨の枚数や100円を識別できなくなる。
そして3つめは経年による空打ち防止機能の動きが悪くなり
ハンドルが上手く回せなくなってしまう。
カプセルの取出口は試したところ異常無かった事や
ハンドルだけ外し、ハンドル単体で動かすと問題なかったので
硬貨の識別や枚数識別に問題は無さそうです。
そうなると空打ち防止機能の動きが悪くなった事によるものと分かる。
本体をバラしてフルレストアする事にしました。
とにかく本体を全部分解しなければならないので
とても時間かかる・・・
※絶対自分で分解しない事!
分解したけど組立てきれないとなっても
KALZAでは修理できません!
余計に不具合箇所が増えます。
天板のネジ取るだけでも
これだけネジを外さなければならない。
天板なんてまだスタート序盤。
やっと本体の上と下を切り離し
上側を分解開始するまでで
これだけネジを外さなければなりません。
とても時間かかる・・・
下も分解するためにネジを
外していきます。
下はキャスターのついた土台があるので
外します。
はい、外れました。
分解するには、この土台も外さないといけません。
これだけのネジが外れました。
外したと言う事は、また取り付けないと
いけない訳です。
はい、ようやく上も下も分解できたので
作業進めます。
空打ち防止機能は、下の画像の
ピンクの破線で囲ったパーツです。
空打ち防止機能とは、シーソーの原理で
このパーツの上にカプセルが乗っているかどうかで
売切れ状態になっているかを判別し、カプセルが乗っていないと
ドラムの回転を強制的に止める機能です。
しかしこのパーツが、突っかかったり誤動作の原因となり易い
作りになっており、KALZAではこのパーツを加工する事で
誤動作を軽減させます。
またGacha2は回転するドラムが普段止まっている時の
微妙な位置でも動きが悪くなるため停止位置の
目印をつけます。
確かGacha2Ezはこれが付いてたと記憶します。
Gacha2は付いていません。
2箇所に目印を付けていきます。
商品を補充するときやメンテナンスするときに
ドラムの位置が必ずこの位置に来ている必要があります。
ハンドルを回し終えた時に、この位置から僅かにでも
ズレてしまうようだと空打ち防止機能が適切なタイミングで
働かなくなります。
(ドラムが回ってる最中に空打ち防止機能が働いたり
ドラムは回らず、お金だけ飲み込まれてしまったりする)
この適切な位置を調べるのにも、手間かかります。
目印付けも終わりました。
さらっと記事には書いてますが、これらの作業を
本体の上、下とやらないといけないのです。
途方もなく時間かかります。
分解したついでに取出口も事前整備しておきます。
(ここのバネはなぜか、たるみやすく不具合になる)
遅かれ早かれ、ここも経年とともに不具合出るので
先に対策しておくのです。
あとは、動作試験をしてスムーズに動く事を
確認します。
●上の段
2回普通に回ったあと、カプセルが無いので
空打ち防止機能が働いてハンドルが回らなくなれば合格
●下の段
3回普通に回ったあと、カプセルが無いので
空打ち防止機能が働いてハンドルが回らなくなれば合格
問題なく動いています。
これで鍵開け作業料金とほとんど値段変わりません。
手間と時間かかる作業ながら、かなりお安いと思います。
Gacha2をお持ちならKALZAに修理を出せる事を
頭の片隅に置いていただけると幸いです。





















