アミューズメントミニ博物館の
開館が近づくとその準備をするのですが
うちは、ガチャポンの仕事が本来はメインです。
(出張修理中のカプセルステーション)
だから、お店にガチャポンを置くし
ガチャポンを所有している方の
ガチャガチャが壊れてしまったり、鍵を失くしたりしたら
それを修理する訳です。
そんな事もしながら博物館の事もやるKALZAは
新たにカネボウハリスのガムマシンを展示。
でも中が空っぽだから、せめて演出的にも
ガムを飾りたい。
だけど本物は飾るわけにいきません。だから
モックアップを作ります。
すでに中山式ガム自販機の20円ガム自販機は
モックアップを作っていて入れています。
とはいえ、リアルに再現したいので
例えば、この中山式なら
ロッテガムを売っていたわけで、当時のロッテガムの写真を
探し、それをそのまま使うわけにはいかないので
AIに読み込ませた上で雰囲気を似せた画像をおこし直してもらい
それをモックアップ用のデザインにしています。
今回は、カネボウハリス。
これも同じようにカネボウハリスガムの画像を
探してきてAIに読み込ませてから
テイストが似た画像を作成してもらいました。
それを箱になるようにデザインして印刷し
フィルムを貼って切り出します。
このフィルムを貼らないとただの紙なので強度が出せません。
フィルムを貼ることで触った感触も見た目も似せる事ができます。
これを組み立てて箱にしていきます。
いま、見ているブログはガチャポン屋のブログです。
ガム箱を作っていますが、ガチャポン屋で間違いないです。
ひたすら切っては折り目を付けて組み立てを進めます。
時間かけてDIY作業を黙々と。
そして、接着して以下のように箱になりました。
ほら、並べるとガムのパッケージに見えますね。
でも、これでは…
中が空っぽなので、重さがありません。
ただ並べるとかであれば、これでも十分に良いです。
しかし、自販機から出すとなると軽すぎるのです。
重力よりも側面などへ接触してる摩擦力の方が
大きいときに上手く下へ落ちません。
なので手動式自販機は重りなどを商品群の一番上に
載せて重力を増すようにするのが一般的です。
ただこのガムのモックアップは中が空洞なのと
そもそも紙なのでフィルムのおかげで
少しは強度あるものの重りの重さには強度が
耐えられません。
なので、箱の中に物を詰めます。
詰めるものは硬さがあれば何でもよくて
発泡スチロールでも良いです。
今回は発泡ボードを中に詰めます。
厚みで色が異なる発泡ボードの商品なので
2色あるのは気にしない。
ほどよい大きさに切って中に入れていきます。
これで上から重いものが載っても
耐えられます。
全部に詰めました。
こうして並べると本物のガムのように見えますね。
ガムなんか入ってないけど(笑)
こうしてモックアップが完成しました。
これをカネボウハリスガム自販機に装填。
当時の様子が再現されました。
アミューズメントミニ博物館にて展示されていますよ。
感動の完動品。


















