パチンコの歴史の中に出てくるアレンジボール。
最近、うちのブログ記事もアレンジボールやスマートボールの事を
探して辿り着く方が多いです。
アレンジボールはスマートボールとは違います。
※スマートボールの解説は今回の記事と関係ないので割愛
70年代〜80年代に様々な機種が出たあとは
アレンジボールとパチンコが融合したアレパチとなり
純粋なアレンジボールは無くなりました。
(法改正も影響してる)
旧来のアレンジボールは
駄菓子屋ゲームに転用されていきました。
今は現存数が、かなり少なくなりました。
基本的なアレンジボールの遊び方は以前、こちらの記事で紹介しています。
アミューズメントミニ博物館にあるのは
太陽電子のアレンジボールが2機種
どちらも1983年の太陽電子製のアレンジボールです。
上がクライマックス(後期盤)、下がピエロ(後期盤)です。
クライマックスは、 アレンジボールにあるはずの
4✕4のビンゴ面ではなく、丸い面になっています。
数字が4つ数珠並びになると1点になります。
さらに数珠が1つ増える度に1点増えます。
ピエロより点数が取りやすい気がします。
そして、この度1977年製のアレンジボールが
アミューズメントミニ博物館にやってきました。
結構、サビサビだったので銀ペイントで錆を隠しました。
こちらは、豆腐屋から始まったサトミ(Sammy)が
作ったアレンジボールです。
入庫当時、電源ケーブルが付いていたので
(太陽電子のアレンジボールには電源ケーブルが無かった)
コンセントへ差し込んでみたものの電源が入らないので残念…
鍵がないため本体を開ける事ができません。
まあ、昔のパチンコは鍵が無くても本体を開ける方法はある!
という事で開けてみると電源スイッチがオフになっていました。
オンにしてみたところ無反応。
あーこりゃダメか、飾る専用にしようと一旦放置してました。
しばらくして、もういっ回ちゃんと調べてみるため
けっこうなホコリかぶってる中の基板類からホコリを
ある程度、拭き取りテスターをあたってみると100Vが
トランスに来ていました。
これはチャンスあるかも!?と調べていくと
コインが投入されたかを判断するマイクロスイッチが破損していました。
強引に端子を接触させると、ブーーーーーって大きな音が鳴りながら
アクチュエータが動き出しました。
こいつ動く、動くぞ…
ゆっくりこいつを見てみましょう。
サトミのMiracleという機種のようですが
Miracleは何機種もあるようなので
Miracleシリーズと言うのが正解かも。
ルールはアレンジボールそのまんま。
縦は1点、横は2点、中央4面揃えたら3点です。
ただ点を取るだけなら普通のアレンジボールです。
この本体は遊技方法を見ると、何やら書かれています。
このMiracleシリーズは「AM-4 SB」です。
点数を取りやすい機能を持っています。
普通のアレンジボールの盤面と
あまり変わりませんが
まず、表示板下にある7のポケット。
ここに入ると1枚メダルゲットです。
そして7のランプもつきます。
なので、ひたすらココ狙いすればメダルの大量ゲットも
夢じゃない??
さらにもう1つある機能として
盤面の上にある10のポケットです。
ここに入るとサービスチャンスです!
左上の盤面がペカペカ光ります。
ここに書かれている番号のどれか1つに
入ったことにしてくれるのです。
リーチであと一手というような状態のときに
役立つことがあります。
数字は自分が押したい時に下のボタンから押せます。
またこのアレンジボール、点数表示が
めちゃくちゃアナログです。
ここに点いたランプの合計が点数になります。
なんで1点や2点が複数あるかといえば、
縦、横に揃うところが、それぞれ最大でも
横なら4行、縦なら4列しかありません。
揃った行や列がスイッチとなって、そこと繋がっているところの
ランプが点く仕掛けです。
3点は中央1箇所しかないので1つしか無い訳です。
実際に遊んでみるものの、あるあるですが
あちこち電球の玉切れしていました。
また玉が錆ている事や16発あるはずなのに
足りないなど治す必要があります。
玉が錆ているせいで、釘の途中で引っかかったり
うまく出てこなかったりと課題だらけです。
太陽電子のアレンジボールのときにも書きましたが
古いゲームやパチンコの電球切れは厄介です。
電球が手に入るか不明だからです。
太陽電子のアレンジボールは盤のパネルの電圧が不安定で
10数ボルトから急に30ボルトくらいまで跳ね上がる事があって
四苦八苦しながら、時に発火させながらLED化しました。
こっちのMiracleのAM-4 SBは電圧が安定してて
12Vから14Vを揺らいでいました。
LED化しようか悩みましたが14V耐圧のムギ球を売ってる通販を
見つけたので購入。
ただ点数を表示するとことサービスナンバー表示のところにも
電球が使われており、ここだけ試しにLED化してみたところ
問題なく成功。
こんな感じで電球が点くようになりました。
パチンコ玉にもそこそこ錆があり、途中でパチンコ玉が
引っかかるような現象がおきるためパチンコ玉の交換が必要。
コイン用のマイクロスイッチが破損してて
メダル投入ができないので、代替でスイッチが
入るようにしなければなりません。
まだまだ修理には時間が必要です。
あ、そうそう
太陽電子のアレンジボールのメダルは
以前にも紹介しましたが
このようなデザインでした。
サトミのメダルは両面同じデザインです。
では、では。























