駄菓子屋系の10円ゲームを集めた施設は全国に
あります。
東京は、駄菓子屋ゲーム博物館や、思い出商店など
国内にもう残ってないんじゃないか?というような
ゲーム筐体が鎮座。
このような店は本州を探せばチラホラとあるんですが
九州には、なぜか無い。
厳密に言えば、長崎に西肥シルバーボールというボーリング場の
一角が昭和レトロゲームの宝庫になっている空間があり有名。
浜の町にあった商業ビル屋上もメジャーでしたが
この屋上は閉館してしまいました。
レトロゲームは人によっては、懐かしい!貴重!と
感じますが、人によっては、ただの古いゲーム。
レトロゲーム筐体って、残すのが本当に難しいのです。
そこでKALZAもガチャガチャの収益にものを言わせて
アミューズメントミニ博物館を設けたものの
厳しい状態で再開未定の休館をしています。
ただ、それでもレトロゲーム筐体の保存活動は行っています。
というわけで、今回は昭和52年(1977年)
ウコー製のGO桃太郎という筐体が
やってきました。
(GO桃太郎 本体はカラーバリエーションがあるようだ)
簡単に言うとアレンジボールを簡単にした
役が無いメダルゲームかな。
なので盤の下の打ち出すところなどは
下画像のサトミ製の
アレンジボールそっくりです。
(これがサトミの貴重なアレンジボール ミラクル)
●GO桃太郎はどんなゲームなのか?
GO桃太郎は1ゲームで16発パチンコ球を打てて
桃のポケットに球を八発(80点)入れれば
メダルが1枚でるゲームです。
九発(90点)入れるとメダルが2枚
さらに十発(100点)になるとメダルが2枚
払い出されます。
面白いかと言われたら、個人的には
「うーん・・・」という感じです。
私はアレンジボールの方が好きです。
実は、結構前からKALZAには入ってきてました。
故障している事は知っていました。
どんな故障で何を治せば修理できるのか?が
分からなかったので、とりあえず
コンセントを挿しました。
すると以下のように
めっちゃ部品が燃え出してしまいました。
(燃え始めて煙を吐いてる・・・)
これじゃ、危なくて治せないじゃん・・・と
一気に意気消沈して放置してました。
そこから一カ月。
何とか治せないかと電子回路をたどり
とりあえず燃えた部品だけ外しても
どこまでなら動くかをチェックすることに。
球は打てるようですが、これは手動式なので
電気を使わないため、当たり前。
アレンジボールだって電源入れなくても球は打てます。
よく見ると、点数表示のパネルがおかしい。
何箇所かねじ曲がって奥へ沈み込んでしまっている。
後ろ側から押してみたものの、どうやら熱で曲がったのか
治せる気配がないので、これは放置する事にしました。
さらに基盤側にも問題があり
基盤が曲がって割れており、断線しています。
まあ、この程度なら導線とハンダで
繋いでしまいます。
これで、電源を繋ぎ、基板が再び燃えないか
確認しながら試しに遊んでみたところ
(燃えた部品類は除去済)
球が入っていないので、球を補充。
しかし出てこなかったので、調べていくと
ソレノイドが固着している模様。
(このソレノイドがお金入れるまで球を止める役割をする)
オイルぶっかけてあげたら動きました。
電球も球切れが何箇所かあるようでした。
30V用の電球が使われてました。
ゲームを動かすと本体の挙動がおかしい。
球がポケットに入る度に点数が20点ずつカウントされてしまう。
ポケットは入る度に10点が正解。
調べていくと、球がポケットに入った事を認識する
スイッチの作りの問題で筐体が水平じゃないと
このシーソーみたいなものがスイッチを
2回押してしまっているようです。
とりあえず今は仕組みが分かれば良いです。
ここは要調整かなと思いました。
さらにダメなのが、ゲーム開始時は
桃のポケットが解放になっているのが正常。
そして球が入ると、そのポケットは閉じてしまい
球が入らないようになる。
球が入ると閉じる動きは正常に動きます。
しかし、また新しくゲームを始めても
桃のポケットは開きません。
(閉じたままの桃のポケット)
盤面の裏に、桃を開かせる機構がありますが
ここのソレノイドが全く反応しません。
(このパネルをソレノイドが引っ張って下げる事で
桃のポケットは開くはずだが動かない)
色々と基盤を調べていくと
やる気が消えました。
申し訳ないが、本当にガチャガチャを
修理している時の方が分かりやすくて楽しい。
ガチャガチャ屋なのに電子基板を扱い出しています。
まず、桃のポケットを開かせる
ソレノイドの線は、基盤に繋がります。
基盤の一番右端の端子と接続するようでした。
この端子から次に該当する電子部品は
トランジスタと呼ばれる部品。
これが死んでいたら動かないのも、まあ当然ですが
調べる術がありませんので、まあこの部品を交換
してみるのが1つの候補です。
このトランジスタの次に繋がっている
電子部品はー・・・と見ていくと
見慣れない電子部品の脚がしっかりと
断線しています。
この電子部品が何か分からずでした。
脚を繋けば、また使えるんじゃないの?
なんて思いたいけど、部品の根元からしっかり
千切れているので、それはムリ。
これが何か分かなくてAIへ画像を送るも
デタラメな回答ばかり。
コイルだとか、トランジスタだとかコンデンサだとか・・・
さすがに、形状から、そういう部品でない事くらいは
分かります。
ようやく画像検索が上手くいき
これが昔のオーディオなどにも使われている事がある
フォトカプラという電子部品と分かりました。
今のフォトカプラと形が全然違う。
(どういう役割する電子部品かの説明は
話が長くなりすぎるので省略)
またこの製造メーカーは既に無い模様。
しかし、ヤフオクに中古が出ていたので購入。
しかし取り付けたら、ソレノイドがずっと
動きっぱなしでダメ。
もう分からないので、修理あるあるの
基板についてる電解コンデンサを
全て交換してみても改善せず。
あと疑うところはICだけどICはそれぞれの働きを
調べるために型番を読まないといけないのですが
小さすぎて読めない・・・
ダメだこりゃ。
記事だからサラッと書いてますが、ここまでで数日かかっています。
という訳で長くなったので次回へ続きます。
































