当方はガチャガチャの事業者ですが
まったくガチャガチャとは関係ない記事。
かなりマニアックな話になっています。
(燃えだした基板)
基板が燃えたり
基板のICが故障してたら無理っす。
治せないっす。
たぶん、こういったレトロゲームを修理する方は
当時のように復元する事が美徳とされています。
分かります、分かりますよ。
でもICなんかまでイジるのはコスパとタイパが
悪すぎるんです。
なので悩んだ末に邪道な方法で行く事にしました。
その方が後々、いい面もあるからです。
というわけで、まず点数表示のところ
この裏側を取っ払ってLED化します。
ここの電球がE10という口径の電球で
30Vのものが使われていました。
これが今はホームセンターにあまり無い模様。
めっちゃ探し回って一個しか手に入りませんでした。
まあ、ネットで買えばいいんですが
思い立った時に調達できないのは不便。
LEDにすれば30Vも使わずに済みエコです。
さっそく、裏側の基板をやり換えます。
木の板を同じ大きさに切って穴をあけ
そこにLEDを通しました。
のちほど配線をします。
既存のGo桃太郎の基板はオサラバします。
そのスペースを木板に換えます。
駄菓子屋ゲーム筐体に使うには邪道と言われると
思いますがArduinoとリレーモジュールを使います。
(左がリレーモジュール、右がArduino)
Arduinoはマイコンの一種です。
これを木板に取り付けます。
リレーがある理由は、Arduinoは5V程度しか扱えません。
これでは世の中の駄菓子屋ゲーム筐体に、ほぼ付いている
アクチュエータ(ソレノイド)を制御する事ができないため
リレーを使って制御する事で間接的にアクチュエータ(ソレノイド)を
動かすという訳です。
点数のところは既存の配線を再利用して結線しました。
木板にArduinoを取り付けて、球が通過したらオンになる
スイッチもArduinoへ結線します。
とりあえず、球が通過したらオンになるスイッチを押す度に
LEDが付くプログラムをArduinoへ書き込みました。
カチカチとスイッチを動かす度に
LEDが点いてますね。
こうして、LEDで点数表示できる事を確認しました。
次は硬貨投入口からのスイッチでリレーを
動かせるようにします。
その前にトランス(変圧器)の電圧を調べておきます。
この変圧器の電圧は
アクチュエータ(ソレノイド)を動かすのに
使用するからです。
複雑な配線を繋ぎ合わせ、Arduino用の
プログラムを作り・・・ません。
こういう時、いちいちプログラムを考えるのは
面倒くさいし、余計な時間もかかります。
AIに指示して書かせます。
そしてArduinoへ書き込み実行させたところ
不具合が・・・
アクチュエータ(ソレノイド)の1つがバタバタと音がするだけで
まともに動きません。
調べたところ、一個だけ直流電源でないとダメなようです。
変圧器からは交流電圧がきています。
直流と交流は違うものですが説明は長くなるので割愛。
廃材で簡易的に整流回路を作り直流化。
ソレノイドに繋いだところ問題なく動きました。
しかし、まだまだ問題があり、点数が増えていく途中で
ゲームが勝手にリセットされる不具合がずっと発生。
治らすで、ここでかなり時間を費やしました。
Arduino初心者の私は、結線や動かす物によって
ノイズの問題がある事を、この時は全く知らず。
そのヒントをようやく拾い出し、1KΩの抵抗器を
Arduinoと各スイッチへ繋ぎ、正常に動きだしました。
アクチュエータ(ソレノイド)用だけでなく
Arduinoを動かすための電源がもう1つ必要です。
中にコンセントを作り、そこに繋げられるようにしました。
表側からはコンセントプラグ1個のままなので
そこまで不便ではありません。
細かい調整は必要ながら、Go桃太郎本来の
動きをするようになりました。
硬貨をいれると、前のプレイから
新規プレイができるようになり
下の動画は桃のチューリップが
自動で開いていますね。
点数もきちんとカウントできるように
なりました。
Go桃太郎は
80点になるとメダルが一枚払い出され
90点になるとメダルがニ枚払い出され
100点も同様にメダルがニ枚払い出されます。
Arduinoへ点数に応じてリレーを動かすように
プログラムを入れているため
アクチュエータ(ソレノイド)が
それに応じた動きを見せてます。
Arduinoなのでルールや設定もプログラムで
変える事が可能です。
これで、当時と同じようにゲーム可能となりました。
修理完了です!!
厳密に言うとメダルが払い出される時や
点数が入った時には音が出るのですが
昔の家庭用のインターホンが使われており
これらの消費電力が高くて一連の故障の
原因とも関係しているような気がします。
今回は使わない仕様としました。
Arduinoでも音は出せますが、圧電のスピーカを
繋ぐ必要があります。
(今の時点でそこまでする気はない)
残りはゲームとあまり関係ない
切れてるランプや硬貨投入口を
整備すれば普通に遊べるようになります。
あと台座(脚)も無いので、台座を用意しなくちゃ。
(これが結構、金かかる)
邪道と言われるかもしれませんが
動かなくなったGo桃太郎の近代化修理に
成功しました。
ここまでに何日費やしたかな。
ガチャガチャの修理とは比べ物にならないくらい
労力と時間がかかる。
実はまだ違うゲームで基板が死んでいる筐体が
眠っていますが、もっと複雑な構成のゲームのため
もうしばらくやりません。
さすがに疲れた・・・・・・・・
もう、修理はお腹いっぱい・・・・・・・・








































