カプセルステーションは歯車が命です。
手動で動かす物なので歯車の
不具合が起こると一発で動かなくなります。
KALZAに修理依頼が来る中で
上手く商品が出てこない故障の
半数以上が歯車の原因です。
本体をバラして、組み直しを行います。
(※直せなくなるので自力でやらないように!)
今回も永久に回り続ける故障の機械が
入ってきました。
(イメージです)
こちらの記事で書いてますように
おそらく以下のようになっているのだろうと
推定していました。
※実際のギアに色は付いていませんが
説明のために色を付けています。
赤いギアがズレてしまい
緑のギアに接していないと予想。
しかし見てみると、こうなっていました。
緑のギアに接していないのは
あってましたが
んん?なんだこりゃ!!
何度組み直そうとしても
赤いギアのやつが青と緑の間に
キチンと入らない状態でした。
?????なぜだろう?????
本体に照らし合わせると、こんなイメージ
(正常)
(異常)
赤いギア以外は本体に直接固定されています。
こうして見ると赤いギアが本来収まるスペースは
狭くなっており入らなくなっています。
本体の背面側が反ってしまっていると
推測されます。
検証すべく赤いギアを取り外し
本体の背面側だけを中から上下に
引っ張った状態にして
再び赤いギアを差し込んでみると
最初は、なかなかハマりませんでしたが
ギアを叩いて行くと、ガコン!と音を立てて
キレイにハマりました!
あとはバラバラの本体を元に戻す事で
正常に動くようになりました。
見たことがない症状で記事では
さらっと書いてますが2時間くらい
格闘する修理でした・・・