今日は父の誕生日です。
昨年の今日の記事。
入院していた病院で迎えた、
９０歳の誕生日でした。
昨年はメールを送ったけれど、
「音楽つきのカードにすればよかった」
と後悔した誕生日。
すぐ買いに行ったけれど
間に合わなかった誕生日。
でも、父は
９０歳の誕生日を
迎えることができました。
本人がそれをわかっていたかどうかは
わかりませんけれど・・
少なくとも私は、
そしてたぶん母も、
「誕生日を迎えた」ということで
少しホッとしたのではないかと思います。
「もう少しで誕生日だったのに」
と思うよりも
「誕生日を迎えられてよかったね」
と思える方が、
「いい」というのも少し違うけれど、
救われる気がする・・という感じかな。
そして。
その誕生日の翌日である２４日が、
父の命日になりました。
こんな風に言うと罰当たりだけれど、
絶対に「何日だっけ？」にならない日です。
決して忘れないどころか、
記憶が曖昧になることさえないと思います。
晩年、父は
「誕生日を誰も祝ってくれない」
みたいなことを
母に言っていたようです。
だから・・というわけではないし、
もう届かないけれど、
お誕生日おめでとう 