自宅から母がいるホームまで、
ドア to ドアで
１時間ほどかかります。
電車の便がよい場所なので、
１時間の移動も
よほどラッシュでなければ
さほど苦にはなりません。
ただ・・私が行くタイミングは、
途中までとても混雑する時間帯で、
申し訳ないな・・と思いつつ、
通勤客に紛れて
女性専用車両のすみっこで
ちんまり立っています。
途中駅で人が大勢降りて、
残りは行程の半分くらい、
今度は座っていけます。
以前なら、本を持ち歩いて
それを読んで過ごしていましたが、
今の治療が始まってから、
文字が見えづらくなってしまって、
家でもあまり
本を読もうという気に
なれなくなっています。
それでも、疾患関係の情報が必要で、
入院中からあれこれ手に入れて
読むようにしていましたけれど、
それにも最近ちょっと疲れて、
今は、休養と娯楽を求めて
図書館でぽつぽつと小説を。
家での細切れの時間に読みますが、
今はまだ、移動時間のために
持って歩くまでにはいたっていません。
じっとしていても読みづらいのに、
移動しながら読もうとしても
もうそれは苦痛でしかなくて。
だから今は、
母のホームへの１時間は、
前半は必死に立っているだけだし、
後半は何もせずぼーっとしています。
車内の広告を眺めるくらい。
はい・・
乗るのが地下鉄だから、
風景が見えないんです（笑）
景色が見えていたら、
季節を感じられたりもして、
きっとまた何か
少しは違うのでしょうね～。
