素敵な石祠との出会いがありました



先月、神奈川県で

京浜急行線 津久井浜駅のすぐそばの

神社にお参りしました



天平年間(729-748)

僧 行基が来たりて

駿河国の浅間神社を勧請した、とあります


御祭神 木花咲耶姫命


ここは浅間山、富士山 ともよばれ

海上からのよい目標になったそう


社殿より高台に 境内社 金毘羅神社

社殿の右隣に 稲荷神社 があります


良い雰囲気です

石段をのぼります






浅間神社


ふくよかな狛犬がいます

こどもちゃんもいます






背中にのって たてがみを咥えて

じゃれている姿。


昭和五年三月吉日

1930年


石工名もありました⭐︎ 

野比東 三上萬吉さん


金毘羅神社へ




気持ちの良い所でした


モチノキ




鳥居に 稲荷神社 とあります


とても古そうな石祠が見られたので

感動です

見たことのないスタイルです


とても大きくて立派でした 


このそびえるような高い造りは

私には 稲荷神社に思えないなぁ、と

疑問が残りました



こちらの 浅間神社には

明治41年12月に

周辺のみっつの神社が合祀されています

横手 八坂神社

川尻 日枝神社

安戸 御霊神社 とのことです。



階段の石材を見ると

穴が空いているので

土地柄、海岸の石を使っているのかな?と

思いました


ニコ


駅のそばのラーメン屋さんでお食事。


ニコ


駅の周辺 2カ所に

庚申塔などを祀っているところがあります。

駅から海へ向かう道沿いです。



なんだかわからないくらい 古い。

それでも大切にされてきたのが凄いです。

猿が1匹だけわかります。




文化五辰年 庚申塔 1808年


ショケラを掴み、邪鬼を踏んでいます




下の方の猿たちが赤く塗られています


なまめかしい足をしている猿。言わざる。


かえるみたいにガニ股の猿。きかざる。


みざる も右の方にいました


ニコ


さいごに

駅前の広場の庚申塔です

似たような形のものが三基。


文化十三年子八月吉祥日 とあります

1816年


その庚申塔の三猿です

素朴な猿たちが可愛いです


漁業も農業も 盛んな土地柄なので

豊漁や 豊作を祈って 

楽しく夜明かしする 庚申信仰を

していたのかな?と 遠い昔のことを

思いました。


ありがとうございました⭐︎