霊廟を見せていただこうと思い
ふと中を見ると
ものすごい石塔があることに
気がつきました
迫力があります
室町時代のものだそうです
門は開けて入れますが
石塔に近づいて見ることは出来ません
お寺が江戸時代の創建なので
室町時代のものがあるのはなぜ?と思い
調べました
もとは 前橋市 正法寺の前の草原に建ち
→ その後 東覚寺 というお寺へ(廃寺)
→ そして現在は ここにあるそうです。
少なくとも2回
移動しているということです。
相輪部(上部)は綺麗すぎるので
後世のものでは、と思いました
↓説明があまり読めなくなっていますが
両側面に 三体ずつの
六観音が彫られている とあるので
よく見てみました。
なるほど うっすらとわかります。
三観音、円光背。
反対の側面も見てみようと
まわってみたのですが
石垣があるので 撮影が困難、しかも
このツゲの木でよく見えず。。
観音様が 一体だけ見えました↑
すると。。
文字があることに気がつきました
南無阿弥陀佛の名号。 南無〇〇陀佛
〇〇阿弥陀〇
〇〇〇弥陀佛。
スマホを高く上げて撮影してみたら↓
南無阿弥陀佛と 左右にふたつ
彫られていることがわかりました⭐︎
上野国分寺には
七重塔 があったと考えられています。
それを模したものかもしれません
中世から
街道を行く 多くの人々が眺め
名号を 唱えたのかもしれないなと
推測しています。
所変わっても
信仰心のこもったものが 大切にされ
ここでひっそりと
現存していることがわかりました。
ありがとうございました⭐︎