ブログで

珍しい あ・うん石仏や

三面馬頭観音を紹介していた方が居たので

訪れたいと思っていて

念願が叶いました照れ


寛延四年 1751年


↓種字がいろいろ彫られていました




なぜ石仏が

稲荷神社にいるのかな?と

思っていたのですが


稲荷神社の手前の右側には

かつてお寺かお堂があったのでは

と思います


たくさんの石造物や

僧侶のお墓がいくつか

確認できました


半分埋まっていたり

劣化が激しいものもあり

寂しげな感じがしましたが。。



神社の紹介ではなく

まずは

その仏教信仰の名残りから

ご紹介していきたいと思います



鳥居の手前を右に進みます→

階段があり

進んでいくと


・右側に あ・うん石仏

・正面に 薬師如来石仏

・左奥に 木像の薬師堂

・その手前に石造の巨大な薬師堂があります



いつ頃のものかは

案内板にありません


薬師堂内に

室町時代の薬師石仏らしきものがあるため

その頃のものでは?と

推測しています


↓右の像です


こちらが吽像でしょうか


↓左の像です


三角に口があいています

阿像でしょうか


苔がすごい


こういう原始的な野生的な

石仏が大好きなので

興奮してしまいました照れ


↑隣に馬頭観音さんが居ました


寛政十年 1798年


薬師如来


↓参道の正面の薬師様です


天明四年とあります 1784年



これまで見た石殿の中で

もっとも巨大でした

(年号、文字、見当たらず)


この石殿とならんで

石仏が多数 納められた

薬師堂があります


内部を 拝見しました


↓中央にこの石像です

施無畏印に宝珠?

それとも薬壺なのでしょうか。

近くに小さな薬師仏が並んでいるので

薬師如来なのでしょう。。





左には地蔵菩薩


↓一番右の薬師石仏が 

素朴ですが

凄かったです

一石造りなのかよく分かりませんが

厚い石に

乗っています

舟形に彫りくぼめた中に

薬師如来座像が居ます



可愛らしい照れ


とても古そうです


こちらも嬉しい発見でした


南を向いて

石仏や石塔が

あちこちに残っています


またしても

蛇に気をつけ

拝みながら

撮影させていただきました照れ


寛延四年 1751年

道寛禅定門

僧侶のお墓かしら


三面馬頭観音が造られたのが寛延四年で

同じ年です

この方が関わっていたことは

間違いないでしょう。。


享和三年 1803年

こちらも僧侶のお墓のようです


もうひとつ卵塔がありました


僧侶たちのお墓のそばには。。

傾いたような

如意輪観音様がいました


↓荒れてしまっている林の中です


種字みっつと蓮華の

立派な石塔も


半分埋まってしまった

地蔵菩薩


こちらも埋まってしまっています


合掌像


救い出して

綺麗にお祀りしてあげたくなります


すごい形相の

青面金剛さま

くちびるに赤みが残ります

魂が残っているような感じです


さいごに


六臂の如意輪観音様です


腕が不思議なかんじで伸びています

ようく見ないと

腕の数が分かりませんでした


数珠を持つ手や

肩から伸びる宝輪を持つ手が

おもしろいです。


赤い石を使い

神秘的な雰囲気が

漂っています


ありがとうございました⭐︎



神社の様子に続きます