おはようございます。
マネープランで家族の絆を強くする
西本 まりえです。
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設定が９時になっていました 汗
昨日はざっくりと社債について
お話ししました。
社債に関しては
あんまり書店にも本が出ていないんですよね。
ですが、
大切に稼いできたお金を
銀行の金利よりは良くて
でもそれほどリスクのない形で
ちょっとずつ増えたら嬉しいなぁ〜
という方にとっても人気なんです。
昨日、社債は銀行の定期預金と
同じようなものだと言いましたね。
実際、銀行はわたしたちから預かった
お金を企業に又貸ししているだけなので
定期預金と社債の違いは
銀行がお金を貸す相手を選ぶのか
わたしたちが直接お金を貸す相手を選ぶのか
の違いだけです。
定期預金の金利よりも
社債の方が金利が高いのは
銀行が本来やってくれている
貸す企業を選ぶと言う判断料も
まるまる受け取れるからなんですね。
では、実際に社債でどのようにお金が
増えるのか見てみましょう。
金融の世界では
単位を口数(くちすう)で表すものが
多くあります。
社債はほとんどの場合、
１口１００円の金券となっており
最低１万口以上は買ってね！
という設定になっているので
１万口×１００円のお金が必要になります。
１個３００円のマカロンを売っている
とっても美味しそうなマカロン屋さんが
「当店はバラ売りはしておりません！
販売は１０個以上からです！」
と言ってるのと同じことです。
ですから美味しいマカロンを手に入れるには
１個３００円のマカロン１０個分の
代金が必要になりますね。
社債もバラ売りはされていないので
予め決められた枚数ずつ
買うことになります。
国債などは５万円から買えるものもありますよ。
では、晴れてこの１００万円分の
社債を手に入れたその後について話します。
この社債の返済日が３年後の場合
３年間、この社債を大切に持っておいて
毎年利息を受け取った後、
企業から１００万円を返してもらうことができます。
ですが、途中で別のことに１００万円が
必要になったとしましょう。
その時は、この社債を時価で売ることができます。
社債も、欲しい人がいれば値上がりしますし
人気がなければ値下がりします。
例えば、人気がある場合、
１００円から１０２円に値上がりしていれば
１万口×１０２円＝１０２万円で売れるので
最初に債券を買っていた人(Aさん)は
２万円の差額が利益になります。
逆に、１０２円で１万口買った人(Bさん)は
１０２万円を支払って社債を手に入れます。
この社債を企業からお金が返ってくる日まで
持っていた場合、
企業から返してもらえるお金は
１万口×１００円＝１００万円です。
企業がAさんから借りたお金は
１万口×１００円分のみであって
BさんがAさんに支払った１０２万円の
２万円という差額は
企業には関係ないのです。
では、Bさんはなぜこの社債を手に入れたのでしょうか？
それは《金利》です。
もしこの社債の金利が３％で、
Aさんが１年後にBさんに社債を売った場合、
Bさんは残り２年間、利息を受け取る
ことができます。
すると、
１年目の利息は、３万円
２年目の利息は、３万円
(利息の計算でも企業は借りている
１００万円ベースで行います。
１０２万円ベースではありません。)
受け取れる合計利息は６万円。
そして、社債を手に入れるために多く
支払ったのは２万円。
差し引きすると
６万円 - ２万円 ＝ ４万円
の利益が見込めるので
Bさんは値上がりしていた社債でも
購入したのです。
社債は発行された日から
返済日まで長く持ち続けるのがベストですが
手放したくなった時には
売ることもできるので、
定期預金よりは自由度が高いですね。
明日は社債を売りたい時に
値段が値下がりしていた場合について
お話しいたしますね。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
良い１日をお過ごしください
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