おはようございます。
マネープランで家族の絆を強くする
西本 まりえです。
今日は証券会社の口座について
お話ししていきますね。
以前の朝コラムでも
銀行と証券会社の違いをお話ししましたね。
Vol.１２『同じ金融機関だけど銀行と証券会社の違いは何？』
この朝コラムで簡単に
銀行と証券会社の違いを
お話ししましたが
逆に今日は似ている部分をお話ししたいと思います。
銀行は預金の出し入れが自由な
普通口座がありますね？
実は証券会社にも普通預金口座のような
仕組みがあります。
証券会社に口座を開設した後、
入金したお金がいきなりどこかの
株式や債券に投資されるわけではありません。
銀行の普通預金口座に当たるものとして
証券会社では≪MRF≫というものに
一旦お金が投資されるのです。
投資する前にワンクッションおけるのですね^ ^
MRFは、マネーリザーブトファンドの略で
エムアールエフと読みます。
銀行は、普通預金口座にお金を預けておいて
そこから必要なタイミングで普通預金を
定期預金にしたり
国債を買ったり
投資信託を買ったりするのに使いますね。
その普通預金の役割がMRFですので
ATMからお金を入金すると
MRFに預けられ
株や債券、投資信託などを買うまでの間は
そのMRFで運用されるのです。
銀行は普通預金に預けられた
わたしたちのお金を使って
企業や個人にお金を貸し付けたり
国債を買ったりし
わたしたちには預金のお礼として
金利を払ってくれます。
MRFも同じように
お金が口座にある間は金利がつくのです。
では、MRFの中身は何？
どうして金利がつくの？
と思いますよね。
このMRFに預けられたお金は
わたしたちの代わりに証券会社が
日本国債などの安全性が超高い債券などで
運用してくれるため、
その運用益の一部が
金利としてもらえるのです。
今はマイナス金利で銀行金利と
ほとんど金利が変わらなくなりましたが
以前は、ネット銀行よりも金利が高い場合もあり、
証券会社に口座を持っている人は
銀行預金よりも証券会社のMRFに
お金を入れておくことを好む方もいます。
国が破綻するなんて滅多にないことですから
国債で運用されてるMRFが吹っ飛ぶ
なんてことも滅多にないわけです。
最悪、証券会社が倒産しても
投資家保護制度のおかげで１０００万円までは
補償されますから
銀行の預金保護制度と同じ
セーフティネットが張られているので
安心ですね。
MRFからお金を引き出したいなと思ったら
自由に引き出せますし
また入金したいと思った時は
ATMから口座に振り込めばいいわけです。
「株に興味があるけれどまだ
買えるタイミングじゃない」
という方も
「銀行の預金よりも高い金利が欲しい！」
と思っている方も
とりあえず証券会社に口座を開くだけ開いて
MRFにお金を入れておくだけでも
１年後につく利息は全然違いますよ。
よろしければ、ご参考にされてください。
それでは、本日もお読みいただき
ありがとうございました。
素敵な１日をお過ごしください
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