Yoga healerのKaliです。
ついつい、「これ、やらなきゃ!」って思っていること、多くないですか?
自分にとって良かれと思って課した「これやろう」がだんだん「やらなきゃだめなんだ」ぐらい、強い感じになってくる。
そうすると、なんで「やった方が良い」と考えたのかとかもはや、そんなことは関係なくなってしまいますよね。
「やる」ということだけになってきます。
でも、私たちの生活の中で「本当にやらなきゃいけない」ってどれ位あるのでしょうか?
ヨガでは、ヤマ・ニヤマといって、やっていいこと・やってはいけないことが明確にあります。
これは、日常生活をする中で、人間として最低限守りなさい。という様なレベルです。
例えば、うそをついてはいけない、清潔な身なりや環境にしましょう。とっても常識的なことばかりです。
それ以外にさらに「やらなきゃいけない」って決めるということは、勝手に「こういう人でなければいけない」といった強いなりたい人の像があり、なるためには「これをしなければいけない」ルールを課しています。
ヨガ的には、このような自分に勝手に課すルールは、自分を自分で苦しめている原因の一つと考えます
例えば、「毎朝、太陽礼拝を必ずやる!」と決めたとします。
風邪をひいてだるい時にもやりますか?
出来なかった時に、「なんで私は風邪をひいてしまったのか?」
自分との約束が守れない!苦しい、悲しい、なんで自分はできないんだろう。。。と落ち込みます
カラダには変な緊張が入り、ガチガチでとりあえず気力だけで頑張ろうとしている。
もちろん、オリンピック選手の様に、その先のやりたい事が明確であれば(ゴール)、「やらなければいけないこと」というのは、変わってきます。
SNSでは、かっこいいアーサナをする人の写真や動画であふれています。
それをやるのが自分のヨガの目的だったのか?
本当は、何を自分でしたいのか?
それ(ゴール)を決めた後から、やることを決めましょう。
そうすれば、苦しんだり、悲しむこともなく、粛々とやるべきことを行うことができると思いますよ