Yoga healerのKaliです。
ヨガではあまり聞かないと思いますが、ピラティスの勉強をされた人はテンセグリティについてご存じかもしれません。
ヨガのアーサナを練習されている人は、薄々気が付いていると思いますが、ヨガのアーサナは、筋肉があればすべてのアーサナができるのではありません
もちろん筋肉量の多い男性のヨーギーだから、簡単そうにできてしまっているアーサナもあります。しかし、女性のヨーギーでも結構難しいことができている理由の一つがテンセグリティだと思っています
テンセグリティ(tensegrity)は、Wikipedediaによると、アメリカ人の構造家・建築家のによって提唱された概念で、Tension (張力)とintegrity(統合)を合成した造語だそうです。なので最初は建築物に適用されていたのですが、それも人のカラダに適用する考えが生まれてきました。
テンセグリティの構造については、こちらの動画を見て頂くと分かると思います。どうしてこの構造物が壊れないでいられるのでしょうか?(巨大化するところは、もしお時間があれば。。)
例えば、Navasana (船のポーズ)を完成させるためには、練習したことがある方ならお分かりだと思いますが、通常であれば、腸腰筋(おなかのチカラ)、大腿四頭筋(太もも)、脊柱起立筋群(背中)の筋肉を使ってこのアーサナを完成させます。
(青い所が、筋肉を使っている所です)
今日の私は、どこの筋肉もほとんど使っていない。といっても良いぐらいでした
カラダの張力のバランスが上手く合うことで、余計な力はいらなかったです。
まといのばのブログにもこのように書かれています。
全身というテンセグリティー構造の微調整のために筋肉を微調整するのです(端的に言えば、これが「脱力」とか「自然体」の本来の意味です)。
その視野にあるのは無理なく身体がテンセグリティとして広がっている状態です。すなわち適切なスペースがあり、それが4次元的に広がっているということです。
自分のカラダがそもそも持っている力を活用して、カラダが動けるようになるのは、楽しいです