Yoga healerのKaliです。
ヨガで一番大切な言葉が「呼吸」に関連する言葉ですね。わたしたちは1日に無意識に2万回は呼吸をすると言われています。
もちろん私たちが生きていく中で一番重要な行いですよね。
コロナでマスクをする人も多くなり、呼吸をするのに必要な筋肉などが凝り固まり、深く息が吸えない人が多くなっているようです。(もちろん、私もその一人でした)
意識的に呼吸をするのことで、呼吸が深くなるようになってくるのと合わせて、心にも影響があります。
私は瞑想をしようとするとき、心が落ち着いていないと思う場合は、必ず呼吸法をして心を落ち着けてから瞑想しています。
まず、タイトルにある英語は、呼吸に関わる英語で日本語ではこの様な意味になります。
- 息を吸う
Inhale : 息を吸う
Breath in なんて言い方もしますね。直感的でこちらの方が理解しやすいかもしれません。
- 息を吐く
Exhale:息を吐く
こちらも同様に、Breath outと言います。
ヨガでは、アーサナの他に呼吸法も沢山あり、それぞれに目的があります。ちゃんと座って、手も使ってやるものもありますが、まずはシンプルな「ボックス呼吸法」をご紹介します。
ご存じの方も多いと思いますが、これは、アメリカ海軍のネイビー・シールズという特殊チームでも採用されている心を落ち着ける呼吸法です。ネイビー・シールズは、過酷な訓練を経て国家の安全を守るため特殊作戦を実行するチームです。作戦を実行する前の極度な緊張をほぐし、いつものパフォーマンスを引き出すためこの呼吸法をするそうです。
この呼吸法では自律神経系を調整することでストレスを下げる効果があると言われています。とてもシンプルなやり方なので、電車の中でも会社でやっても誰にも気が付かれずストレスレベルを下げれるということです
やり方は、ボックス呼吸法と名前の通り以下のやり方をします。
0:息をはく
1:4秒間かけて息を吸い込む
2:4秒間肺の中に空気が入った状態で息を止める
3:4秒間かけて息を吐き出す
4:4秒間肺の中に空気がない状態で息を止める
重要なポイント1 息を吐いてから始める
まずは、肺の中にある古い空気を全部出し切ってから、新しい空気を入れるようにすると、効果も上がります!
最初の4秒かけて息を吸い込む前に必ず、息を吐いてください
重要なポイント2 息を止める
子供の時は、「どれくらい息を止めていられるか?!」って突然誰かが言い出して、みんなで顔が赤くなるぐらい誰が一番か競い合った覚えがあります
息を止めるということは、通常自律神経が支配している呼吸を、私たち意思で呼吸コントロールするということになります。
自律神経は、私たちの状態を見て、勝手に呼吸を変えています。例えば、集中しているときや、なにか頑張りたいとき、私たちの息は勝手に止まっていますよね。
(なのでよくヨガのクラスで「息してますか~?」と聞くのは、皆さん一生懸命だからですww)
呼吸と私たちの心理状況は関係があるのです。
よって、呼吸法によって呼吸を上手にコントロールすることにより、心もコントロールできる。という仕組みです。
いつでもどこでもできる呼吸法。ぜひお試しください!
おすすめは寝る前です~