Yoga healerのKaliです。

 

シルシアーサナができるようになるまでの道として、私がシルシアーサナの練習方法についてご紹介しています。

 

前回は、準備プロセス編として手の組み方、前腕のつき方に加え逆転になる心の準備について書きました。

 

心の準備は、本当に重要です。よく聞くのは、「やってみたいけど、怖い」アセアセ

 

私たちは、足で地球の上に立つのが「普通」だと思っているので、頭が下になることで見える世界が大きく変わります。それが「怖い・不安」につながります。そんな時は、まず逆さに見える世界に目を慣らし、だんだん心の動揺が減っていくのを静かに待ちます。

 

これは、椅子にすわって頭を下げるだけでもできます。頭に血が上るので、ほどほどに調整しながらやってください。

 

重要な要素として「重力」があります。

 

私たちは、重力に心までも引っ張られてしまうことで逆転のポーズが難しいものにしてしまっています。

 

どんなに腹筋があっても、バンダを使えても、それが逆転になったときに今まで通り使えなくしてしまうのです。

 

頭が下になったとたん、右・左が分からなくなり、なんだか早くやらないといけないと急ぎぎみになったり、わけが分からなくなってしまいます。 勝手に「重力に逆らうから大変!」って心のどこかで思って、自分で難しくしているのだと思っています。

 

これらの解決策として、2つあります。

 

1. 頭が下になっても、落ち着いてカラダを引き上げられるように

 

シルシアーサナのカタチでおなかにチカラが入る様に練習します。この時のおなかは、私の場合おなか全部ではなく、点に近い感じ「ココ」があります。「ココ」がカラダを引き上げるポイントになります。

 

その練習方法です。

 

 準備: 床がフローリング・畳の場合は、靴下を履いてください。(滑るため)

 方法: シルシアーサナをやるときにと同様に、前腕と頭をマットにつけます。脚

     は、プランクの時のように伸ばします。

 

 

腕、肩、脇、前鋸筋、おなかのチカラをつかって、自分の足をするする~っと床を滑らせて近づけます。結果としてお尻が上に上がる。これ以上もう前に行けないぐらいまでいく。

これは、自分の「ココ」を見つける作業に役立ちます。

 

 

2. 姿勢制御

 

脚を上げるバリエーションはいくつかありますが、今回は片足づつ胸に引き寄せる方法で説明します。片足を胸に引き寄せる時は、↑でやったように、おなかの「ココ」を働かせて引き寄せます。

 

 

脚を天井にまっすぐ上げる前に、首、背中がまっすぐになっている必要があります。

ここは、土台になる所です。土台が曲がってしまうことが、脚を上げた時にぐらぐらしたり、まっすぐをキープすることが難しい原因になります。

 

片足が胸に近づけられたら、もう片方も。ここでしっかりとバランスを取れるようにしてみましょう。

 

 

次回は、脚を上げた後どうすると良いかについてお伝えしようと思いますラブ