傷だらけの天使 ~魔都に天使のハンマーを~ | KaleidoScope DIARY

KaleidoScope DIARY

新潟市東区のセレクトアイテムショップ カレイドスコープ代表がお送りする、仕事×プライベート÷コアネタ=華麗弩な日常



KaleidoScope DIARY-131


 かなり前の話ですが、本屋で表紙をチラっと見た時「シナリオ集か何かだろう。」と思い、急いでいたのもあってそのまま記憶の片隅にしまっておきました。

で、何日か前にタイトル記載の存在を知り、ネットで調べてみると・・・「あの時見た本だ。」という事で即買い、届いた日に読破しました。


 この本、テレビ版「傷だらけの天使 」の正式な続編です、話数でいうと「第27話」になりますね。


日本中を震撼させたテレビドラマ「傷だらけの天使」。

そのラストシーンから三十余年後、小暮修(ショーケンが演じた主人公)は新宿を離れ、公園で宿無し生活を送っていた。

しかし、暴行により意識不明になった仲間が自分の身代わりだったことを知り、姿を見せない敵を突き止めるため、弟分の亨(あきら、水谷豊さんが演じた役)を死なせた街、新宿に再び足を踏み入れる。

(本書帯裏表紙の解説を掲載)


これは、「傷天ファン」にはたまらない作品です。

おそらく、作者の矢作先生も相当なファンですね・・・随所にドラマエピソードを盛り込んでいるのですが、そのチョイスが実に的を得ている、個人的にはその辺の回想をもう少し入れてほしかった感もありますが、そうなるとただの「ファン向け」になりますからね。

でも、所々にある「コアネタ」…これが分かる30代が果たして何人いるんだろう。。。しかも「宝飾業界」で(ムフフ)


そして最後・・・




もうね、





号泣モノです。



申し訳ないのですが、私も「傷天歴20年」の男・・・中盤辺りでおおよその展開は察しがつきました。

ですが、あの場面と会話を頭の中で想像するとね・・・そりゃぁ、泣きますよ。


 この本は傷天の全作品を1回観た後に読むと楽しさが2倍、3回観ると5倍私のように何回観たか分からないと50倍に膨れ上がりますが、全く知らない人でも十分楽しめる作品です。


…でも、1回は観たほうがいいな。

全部とは言わないけど、1話、4話、6話、7話、10話、13話、14話、15話、19話、21話、26話 はおさえておいたほうがいいですね。


・・・最近、ショーケンネタが多いよな(笑)

うちの常連さんは誰も分からないのに…


ヘッドフォン KaleidoScope 牛乳